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マウスの臓器細胞調整について トピック削除
No.2446-TOPIC - 2008/12/05 (金) 20:09:46 - スギさん
動物実験初心者です。

マウスの脾臓、腸管膜リンパ節、パイエル板などからリンパ球をとりだして、実験に使用したいと考えています。

最近、それぞれの臓器を調整する際に、粘性のある物質が目立ち(ちなみに使用しているマウスは一年半ほど前に購入したものです)、3度ほどメッシュでこさないとその粘性のある物質はなくなりません。
また、その物質にリンパ球がついてしまっているようで、細胞を洗浄し、メッシュで濾している間に細胞数が減少してしまいます。

そこでお聞きしたいのは、
@細胞調整する際に粘性がでるのはDNAが原因だと聞いたことがあるのですが、それ以外に原因は考えられるのでしょうか?

A粘性がみられるのは年齢が高いマウスだからでしょうか?

Bパイエル板においては、実験本だとマウス一匹あたり6〜10数個のパイエル板がとれ、リンパ球数は10の7乗個とれると書かれています。、
私が使用するマウスは平均6個のパイエル板と10の6乗個のリンパ球しかとれません。パイエル板を利用して実験をされている方は、マウス1匹あたり平均どのくらいのリンパ球がとれているのでしょうか?
リンパ球数が多くとれないのは粘性の物質が大きな原因なのでしょうか?
ちなみにこのマウスは感作していません。

どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.2446-9 - 2008/12/07 (日) 17:04:16 - taka
メッシュを一度通した後、40%/80%percollで単核球を分離してみてはいかがでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.2446-8 - 2008/12/06 (土) 17:45:12 - ami
> B上清を捨てた後にLysis bufferで懸濁

組成を詳しく

臓器の調製方法についてです 削除/引用
No.2446-7 - 2008/12/06 (土) 16:01:29 - スギさん
●臓器の調製方法についてです
脾臓・腸管膜リンパ節
@マウスから脾臓を摘出後、RPMI1640培地中でメスを用いて破砕
Aメッシュで濾し、1200 rpm 4 min遠心
B上清を捨てた後にLysis bufferで懸濁
C1200 rpm 4 min遠心
D上清を捨て、PBSで洗浄 1200 rpm 4min遠心×2回
E10%FCS入り培地にいれて終了

パイエル板
@パイエル板がある部位を約1〜2cmのサイズで腸を切断し培地で洗浄
A腸からパイエル板をハサミで摘出し、培地中でメッシュで挟みプランジャーの先でつぶす
Bメッシュで濾し、1200 rpm 4 min遠心
C上清を捨て、培地で洗浄 1200rpm 4min遠心×2回
D10%FCS入り培地に入れて終了
このような方法を用いて調製しています。
また、粘性のある物質がみられるときは、PBSや培地で洗浄する際に、さらにメッシュで濾しています。

●高齢のマウスを用いることについて
以前実験していた際は、若いマウスから脾臓を摘出していましたが、
今回は様々なリンパ節を探してリンパ球をとることのみを目的としていたので、高齢のマウスを用いました。また、高齢のマウスは解剖した際に、若いマウスより脂肪分が多くみられ、臓器全体にも余分な脂肪などが混ざってしまっていて粘性のある物質がでてきてしまうのではと思いまして突飛押しもないことを書いてしまいましてすいません…。

●パイエル板について
より多くのリンパ球をとれるようにしたいのですが、どなたか、実際に実験に用いている方がいらっしゃいましたら、ぜひご意見をいただきたいとおもいます。よろしくお願いします。

(無題) 削除/引用
No.2446-6 - 2008/12/06 (土) 06:01:14 - 免疫屋
他の方も指摘していますが,まずはプロトコールをしっかり書きましょう.
(屠殺方法,屠殺から臓器採取までの時間,臓器破砕までの保存と破砕方法(培地や遠心などの詳細も)など)

質問者さんはDNA漏出を疑っていますが,DNAが漏出されるような処理をされているのでしょうか?
(Collagenase処理など).また,何らかの処理をしていた場合,その処理は必要なのでしょうか?

年齢が高いせいか否かは存じませんが,この実験には年齢が高いマウスを使わなければいけない理由があるのでしょうか?.そうでなければ若いマウスを使用する事をおすすめ致します.

「最近」と書かれていますが,以前はこの老齢マウスを使用していてもこういう現象はおきなかったのでしょうか?.その場合には,以前と異なる部分を記載すべきだと思います.

個人的には,脾臓やリンパ節,肝臓などからのリンパ球分離において名無しさんの言われるような凝固系の因子による粘度の上昇が見られたことは一度もないのですが,質問者さんのとられた方法によってはそういうことも生じる可能性があるのかもしれません.

故に,まずはプロトコールを記載ください.

(無題) 削除/引用
No.2446-5 - 2008/12/06 (土) 02:02:13 - 名無し
ドロドロのやつたぶん血小板とか血液凝固関係のやつじゃないかなと。血固まらせるやつだから粘性あるとおもうし細胞にも絡み付く。(EDTAとヘパリンとかちょっといれてたらどうなるでしょうかね、血漿をとるときの採血みたくやるという意味で)。脾臓はふだん予備の血小板をけっこう貯めてるし、血小板も赤血球みたく脾臓で壊されるはず。だから血小板関係があやしい。
あと字のことですが、試薬作ったり細胞を用意したりという意味なので、『調整』(アジャスト)じゃなくて『調製』(プリペア)ではないのかなちょっとおもいました。

(無題) 削除/引用
No.2446-4 - 2008/12/05 (金) 23:52:24 - ami
>> A粘性がみられるのは年齢が高いマウスだからでしょうか?
>
> これは笑えますね。
> 親父臭のようなものでしょうかワラ

この投稿僕じゃないです

(無題) 削除/引用
No.2446-3 - 2008/12/05 (金) 23:05:29 - ami
>A粘性がみられるのは年齢が高いマウスだからでしょうか?

これは笑えますね。
親父臭のようなものでしょうかワラ

(無題) 削除/引用
No.2446-2 - 2008/12/05 (金) 20:32:16 - ami
まずどうやって調整しているか書いて欲しいです・・・

マウスの臓器細胞調整について 削除/引用
No.2446-1 - 2008/12/05 (金) 20:09:46 - スギさん
動物実験初心者です。

マウスの脾臓、腸管膜リンパ節、パイエル板などからリンパ球をとりだして、実験に使用したいと考えています。

最近、それぞれの臓器を調整する際に、粘性のある物質が目立ち(ちなみに使用しているマウスは一年半ほど前に購入したものです)、3度ほどメッシュでこさないとその粘性のある物質はなくなりません。
また、その物質にリンパ球がついてしまっているようで、細胞を洗浄し、メッシュで濾している間に細胞数が減少してしまいます。

そこでお聞きしたいのは、
@細胞調整する際に粘性がでるのはDNAが原因だと聞いたことがあるのですが、それ以外に原因は考えられるのでしょうか?

A粘性がみられるのは年齢が高いマウスだからでしょうか?

Bパイエル板においては、実験本だとマウス一匹あたり6〜10数個のパイエル板がとれ、リンパ球数は10の7乗個とれると書かれています。、
私が使用するマウスは平均6個のパイエル板と10の6乗個のリンパ球しかとれません。パイエル板を利用して実験をされている方は、マウス1匹あたり平均どのくらいのリンパ球がとれているのでしょうか?
リンパ球数が多くとれないのは粘性の物質が大きな原因なのでしょうか?
ちなみにこのマウスは感作していません。

どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

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