細胞から産生されるNOxはメディウム中で希釈されるわけです。
ですから、ディッシュにいれるメディウム量を半分にすれば、濃度は2倍になることが予想されます。実際にはそういう訳にはいきませんが、それなりには上がりますよ。
メディウム中での測定ですから、NADPHの影響はあまり気にする必要はないでしょう。普通のグリース測定でも対応できます。LDH法を使わなくても、測定は出来るはずです。ただし、フェノールレッドは低濃度のNO測定に影響するので、フェノールレッドなしの培地がよいでしょう。
他に高感度のキットとしては、NO特異性の高い蛍光試薬と反応させるものもありますが、蛍光の読めるプレートリーダーとフィルターが必要になります。
とりあえず、メディウムの量を減らして、インキュベーションの時間を長くして、蓄積量を増やすことをお勧めします。 |
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