>昆虫細胞が完全に無血清の培地ではうまく育たず、少し血清を入れているので、その血清を除くために陽イオン交換にしていると聞いています。
一度、スモールスケールでアフィニティーカラムにかけてみてはいかがでしょう?
カラムの素通りのA280が0.01を下回る程度まで生理的塩濃度のバッファーで洗ってから、
溶出を掛ければ、きれいなタンパクがとれると思います。
>やはり、pHはそろえないとカラムに吸着しないのでしょうか?
アフィニティーカラムが抗体カラムなら、致命的な問題はないと思います
ただ、pHが7を下回って酸性になってくると、抗体の安定性に関わって来ますので、
やはりpHは7から8になる方がいいかと思います。
IMACなら、pHは影響を与えると思います。ただ、やってみないとわかりませんねぇ。
>また、透析をすることで、余分な培地成分のアミノ酸がとれてくるということでしょうか
アミノ酸程度なら除けるでしょう
ちょっとポアサイズの大きなものを使って、小さい挟雑タンパク質も除いてしまうのも手です。 |
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