さっそくのご回答をありがとうございます。
実験の初心者で、自分では思い及ばなかったことを
指摘していただき、大変ためになりました。
>>購入したEGFは滅菌されているものですか?
>>されていなければHBSSに溶解後ろ過滅菌をしましょう.
>>HBSS自体は滅菌済みのものであればそのまま使ってかまわないと思います.
ECGSの説明書には溶解後滅菌してから使うように、と書かれていないので、
滅菌されていると決めつけていましたが、
滅菌済みとは書かれていませんでしたので、
溶解後濾過滅菌を行ってみようと思います。
>>でそもそも解凍した際に浮いているものはコンタミ(微生物)でしょうか?
>>HBSSで溶解するように指定されていますか?
>>HBSSはCa,Mg含有ですか?フリーですか?どちらで溶解するように書かれていますか?
>>凍結乾燥品の場合は水で溶解するようにと書かれているものもありますよ.
>>Ca+Mg+のHBSSはこの時期窓際においてるだけで析出しますよ!
説明書には、balanced salt solutionに溶解するように、と書かれており、
詳細は書かれていませんでした。
そこで手近にあった、HBSSを使ってみたのですが、
今組成を見たところCa, Mgは含まれているものでした。
ECGSは栄養分に富んでいて、もしコンタミが起こっていれば
室温などでは微生物がどんどん増殖していくと思うのですが、
溶解後、すぐに-20℃に保存しているので、
-20℃から解凍した直後にはさすがに増殖はしていないのではないかと
思いますが、その考え方は正しいでしょうか。
やはり析出しているものなどがあると、そこからコンタミが
広がりやすいということなどはあるのでしょうか。
それから、脇道にそれるのですが、
多くの実験を経験されているよっしーさんや他の方々に
うかがってみたいのですが、
Ca, Mg freeで溶かさないと析出してしまったり、
また滅菌してから使用するべきものであるものを、
説明書に書いていないということはありえることなのでしょうか。
論文のmethodを見て自分でもやってみようとすると、
あまり事細かに、親切には書いていないと感じることは多々あるのですが、
試薬についてくる説明書などはどうでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。 |
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