リアルタイムRT-PCRで、遺伝子発現の定量をやっている者です。
(ABI 7300,絶対定量,SYBR green PCR master mixを使用)
最近不可解な現象に悩まされております。
プライマーを設計して、到着と同時に、Primer Dimerができないかどうかまずリアルタイムをかけてみます(NTCとUnknownウェルのみで)。その結果、Dimerが認められなかったプライマーペアについては、スタンダード作製を行い、いよいよ実際のサンプルをリアルタイムにかけて絶対定量を行うわけですが、数回ランを繰り返していくうちにNTCにおいてPrimer Dimerとおぼしき増幅が起こるようになってきます(Dissociation Curveより推定)。はじめは、NTCのトリプリケート間でもDimerができるウェルとできないウェルが混在するのですが、回数を重ねていくうちにNTC全ウェルでDimerができるようになってしまいます。もちろんこのプライマーは、到着当初はDimerができなかったペアです。
プライマーの凍結融解を繰り返すと良くないということはしばし聞きますが、昔からラボのフリーザーに保存されているプライマーなどはそれこそ何回も凍結融解をしているのにも関わらず正常にリアルタイムができることをふまえると、いまいち納得ができません。
時間経過に伴って、PrimerのDImerizationが起こりやすくなるといったことはあり得るのでしょうか?
念のためPrimerの精製度を高めて(HPLC 精製)みましたが、時間経過と共に問題が発生するという傾向は変わりませんでした。 |
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