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タンパク等の抗原をcoatingする時pHを上げたりするのは? トピック削除
No.2375-TOPIC - 2008/11/21 (金) 12:15:54 - ELISA初心者
いつもとても勉強させていただいております。

今後、私どもの研究方針でELISAを行う事になり、自前で抗原を96 wellに固層化しようと思います。

そこで疑問なのですが、たとえばサンドイッチELISAのようにCapture Abを固層化する際に、私たちはPBSに5 ug/mlくらいの濃度で溶かしてcoatingしています。

が、中にはpH9 くらいのcarbonate bufferで固層化してたりする論文も多く見られます。

私は生化学の教室に所属していますが、pHによる抗原のcoatingが増すなどの知識は恥ずかしながらありませんし、原理もよくわかっておりません。

どうか、みなさまの中でpHを変えてみる(pH7.4から変える)訳を教えていただけないでしょうか?

よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.2375-3 - 2008/11/21 (金) 16:53:27 - ELISA初心者
なるほどAPさんありがとうございました!
とても勉強になりました。

(無題) 削除/引用
No.2375-2 - 2008/11/21 (金) 15:52:56 - AP
pHを高くすることでタンパク質の負電荷を高めてやると言うことだと思います。タンパク質がプレートに固着するのは、静電気力と疎水結合と言われているようです。ポリスチレンのゼータ電位が正なので静電気的に吸着しやすいと言うことだと思います。

昔は、なにがなんでも炭酸バッファーの弱塩基性条件でやれということもあったようですが、最近ではPBSなど中性付近でも遜色なく付くということになっていて、あまり重視されていないと思います。弱塩基性で固着してもあとの洗いは中性付近ですから、どれだけ意味があるのかも疑問です。電荷を高めるとタンパク質がプレート表面にアクセスする速度があがり、プラトーに達するのが早くなるということはあるかもしれません。

タンパク等の抗原をcoatingする時pHを上げたりするのは? 削除/引用
No.2375-1 - 2008/11/21 (金) 12:15:54 - ELISA初心者
いつもとても勉強させていただいております。

今後、私どもの研究方針でELISAを行う事になり、自前で抗原を96 wellに固層化しようと思います。

そこで疑問なのですが、たとえばサンドイッチELISAのようにCapture Abを固層化する際に、私たちはPBSに5 ug/mlくらいの濃度で溶かしてcoatingしています。

が、中にはpH9 くらいのcarbonate bufferで固層化してたりする論文も多く見られます。

私は生化学の教室に所属していますが、pHによる抗原のcoatingが増すなどの知識は恥ずかしながらありませんし、原理もよくわかっておりません。

どうか、みなさまの中でpHを変えてみる(pH7.4から変える)訳を教えていただけないでしょうか?

よろしくお願いいたします。

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