>検量線の傾きはだいたい0.98前後〜ですが、(中略)効率はそれほど悪くないと思います。
重箱の隅をつつくようで申し訳ないですが、0.98前後〜というのはR2の値でしょうから、これは相関や精度の問題であって、検量線の傾き(PCR効率の指標)とは別の話になりますから、ごっちゃにならないように書かれた方が良いです。(ついでに、「E5〜E1希釈」というのも公比10で5段階希釈したのだろう、と検討はつきますがAMさんもE1の方を低濃度と思われたように、一般的な表現ではないと思います。)
どうやら、低濃度側のバラツキが大きいことが検量線の傾きに影響していたようですね。
>発現量の低いDNA(Ct値が30〜32サイクルのもの)を目標としている
ということだと、
>E2はUndetermined〜33サイクルぐらいまでかなりばらついていました
というのは、測定条件としてはなかなか厳いかもしれませんね?低濃度側のバラツキが多い部分を除いて引いた検量線でサンプルの範囲がカバーできれば問題ないですが、サンプルのCt値が32サイクルだと、E2が33サイクルだったりundeterminedだったりというのは、このくらいの量を定量するには精度が悪いということではないでしょうか。E2はバラツクけれど、サンプルの値はばらつかないんですか?30サイクルくらいならばらつかないのかな…。
4wellにしないと精度の良い検量線が引けないのなら、低濃度のサンプルも1サンプルにつき4well以上使わないと精度が悪いのでは。
>プレート間での差の指標として、同一のcDNAを両方のプレートで用い、検討しています
これは、どのように使っているのですか?値が同じになるかの確認ですか?このcDNAの値を基準にして補正に使っているのですか? |
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