必要最小限がいくつかは知りませんが、6塩基で十分と言うことはrandom primerにhexamerが使われることからわかりますね。ただ、これはKlenowなど低温で伸長反応する場合にはいいですが、50℃とかそれ以上の温度で反応させる場合(例えば高温耐性酵素で逆転写する場合など)は、アニーリングが不安定で開始効率が低いです。そういう場合は、最初低温で始めてある程度、伸長が進んで安定な二重鎖が出来たところで温度を上げたり、最初から高温にする場合はOctamerとかそれ以上長いprimerを使いますね。
結論は、必要最小限はわからないけれど、酵素活性に要求される温度で、安定な二重鎖が出来るだけの長さは必要。 |
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