自分はDNAプローブは使ったことがないのですが、RI, DIG(ビオチン), 直接蛍光標識の特徴を書いてみます。
◇RI
○感度がよい
×多重染色ができない
×細胞内局在を見るのには不向き
◇DIG(ビオチン)
○二次抗体などにより蛍光検出、AP検出など様々なプロトコルに応用可能
○酵素、二次抗体による増幅ができるので、検出感度もそれなりに高い
○多重染色可能(ただし、せいぜい3色まで)
×ビオチンはバックグラウンドが高く、特別なブロッキングが必要
◇直接蛍光標識
○多重染色可能
○二次抗体などを使う必要がないためプロトコルが簡便
×感度が低い
プローブのラベリングはAPさまが挙げておられる方法の他に、invitrogenからULYSISという標識キットも出ています。
原理としては、グアニンに直接結合するようです。 |
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