Aさん、おおさん
返信遅れて申し訳ありません。
大腸菌はDH5アルファを用いております。
insertを入れた物ではきちんと取れているので、vectorの問題ではないと考えています。
昨日、high copyと自分で確認した大腸菌のクローンをmidiprepしましたが、結果、plasmidは取れませんでした。イソプロを0.7倍量加えて、-20℃, 2時間後に遠心してもpelletは見えませんでした。吸光度も測定できませんでした。
抽出する過程で慎重に自分の操作を確認しているとおかしい事に気づきました。
簡単に操作の手順を書いてみます。
1 12時間培養した大腸菌を8000 rpm, 8 min, 4℃
2 decantation後、cold P1 10 ml (6 mlでは不十分そうだったので10 ml加えています), pipatting
3 遠心管に移し、P2 10 ml, gently invert, 室温, 5 min
4 P3 10 ml, gently invert, on ice, 15 min
5 12000 rpm, 30 min, 4 ℃
その後、遠心管を見ると二層に分離しています。
下層は透明です。この部分を回収してカラムにかけてもplasmidは取れませんでした。
上層は半透明の薄黄色をしています。この部分をカラムにかけるとカラムが詰まります。おそらく粘性があるんだと思います。
中間層はモヤモヤしています。吸うと半透明で白いです。
このような二層分離は以前はありませんでした。。
なぜこうなったのか、未だにわかりません。
抽出kitはquiagenのmidi prep用のP1 (RNase入り)、P2、P3、QBT、QC、QF buffer(elutionに用いる直前に加温しています)を使用しています。自作の物ではありません。
周りの者は同じkitを用いてうまく言っております。
二層分離する意味はよくわかりません。
個人的には十分にP1でresuspendさせていないだけかと思い、かなりpipettingするようにしているのですが、改善に兆しを感じる事ができません。
どうかご教示いただけないでしょうか?
P1やP2やP3 bufferは10 mlでそれぞれ用いているので、十分だと思うのですが。。
あるいは10 mlが多すぎるのでしょうか?
困っています。。どうか皆様の貴重な意見をお願いいたします。m(_ _)m |
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