いつも色々な情報を日々参考にさせて頂いております.
Real time PCRでのinternal controlに18Sを用いて
日々実験しておられる方に,その詳細伺いたくトピを立てさせて頂きました.
当方は日頃より,A社の試薬を用いて逆転写後,
Q社のSYBR Greenにてreal time PCRをしております.
internal controlではGAPDH,actinなどを用いてきましたが,
18Sを使用したことはありません.
疑問点は以下の点です.
1. 逆転写反応について
RNAの量を減らす,反応時間を長くする,酵素の量を増やすなど,
通常のmRNAのRTとは異なった方法でやってますか?
2. Real time PCRについて
元データのCt値はどのくらいでしょうか.その際,テンプレートのcDNAを
希釈したりしていらっしゃるのでしょうか.
GAPDHや他の遺伝子と同じ方法で,real time PCRを行うと,18SのCt値が5-6くらいになります.(RNA 0.2ugを使用し,50ulの反応系でRTを行い,templateに1/10 ulを使用しています)
因みにprimerは自作です.増幅産物が18Sであることはsequenceで確認しています.
dimerなどが出来ないことも電気泳動およびdissociation curveにて確認しています.
段階希釈し検量線を得ると,データは直線上で,定量性があるとは思われるのですが,
こんなに高い値なのでしょうか.
RNAのほとんどがrRNAという事を考えると当然のなのかもしれませんが,
ちょっと気になっています.
非常に細かい話ですが,皆様どのように行っており,どのようなdataかを
お忙しいところ誠に恐れ入りますが,お教え頂けると幸いです. |
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