解決した様ですが。。
抗DNP抗体の研究を行っている者です。
大方DNPさんの仰った通りだと思いますが、DNPは比較的分子量が大きい、というのは誤りかと思います。
ハプテンの分子量は1000以下とも5000以下とも言われますが、
その中にあって分子量180のDNPは大きいとは言えません。
よくDNPがハプテンのモデルとして用いられる背景には、DNBSをDNP化試薬として用いることで簡単にDNP標識ができること、DNP自体が黄色の強い吸収を呈しますので標識の程度が吸光測定のみで簡単に算出できること等が挙げられるでしょう。
また、抗DNP抗体は総じて高いアフィニティーを示します。測定法によって様々ですが、KdにするとnMレベルであったり、それ以下であるとも言われます。
これらの性質によって、DNPはハプテンのモデルとしてではなく、DNPさんが仰った様な応用を可能となります。
それでは。。 |
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