DMSOは細胞によっては分化を誘導しますし(HL-60など)、ある程度以上の濃度では細胞毒性を示しますし、Kさんがおっしゃるように他にも色々な影響がでると思います。
どの程度の濃度でどういう影響が出るかは細胞によって異なるわけですから、それを考慮して実験に用いる濃度が決められているはずですし、もちろん溶媒対照(この場合ならDMSOのみ添加)をおかなければなりません。
(というか、接着細胞が浮いたのが本当にDMSOのせいか、薬物のせいか確認できていないのでは、と不安になってきました。)
DMSOの影響が嫌なら他の溶媒を用いる(EtOH)ことも検討すべきですが、溶解性の問題があって難しいこともあるのでしょう。が、場合によってはさらに無処置対照も加える必要があるかもしれません。
また、「本来影響のないDMSO濃度なのに細胞が死ぬ」などということであれば、細胞の状態が悪い可能性もあります。
投与した周辺のごく一部の反応なのであれば、投与法で解決できそうな気はしますが。 |
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