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転写因子結合配列 トピック削除
No.2265-TOPIC - 2008/11/07 (金) 14:08:37 - meta
いつもお世話になっています。

私は、分子生物学を初めてまだ間もない者です。
現在、転写因子の研究をしており、その転写因子に制御される遺伝子の機能を解析しています。
5'上流域の解析を行っているのですが、遺伝子の発現制御には、1つの転写因子は1つの結合配列にしか結合しないのでしょうか。
プロモーター領域に2つの結合配列が存在し、どちらにも同様の転写因子が結合し制御しているということもあり得るのでしょうか。

このような質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.2265-7 - 2008/11/07 (金) 19:17:53 - meta
返答ありがとうございます。

確かにChIP では両方に相互作用は確認されました。

もう少し論文を漁ってみます。
ほんとにありがとうございました。

よくあると思います。 削除/引用
No.2265-6 - 2008/11/07 (金) 18:07:36 - fish
というより、私や同僚が以前行ったpromoter解析では、
数十bpのenhancer内に同じ転写因子のfunctionalな結合領域が二つ以上あるというのは、3回ありました。

この場合、結合の証明は、両方のsiteともEMSAで結合することと、転写因子の強制発現が、片方のbinding siteのmutationできれることなどでした。

しかし、ChIPでの証明ではそのenhancer内にいることは示唆できても、実際に二つともDNAに結合しているかは、証明できませんでした。(ChIPの系の限界)

ということで、よくあることと認識しています。

(無題) 削除/引用
No.2265-5 - 2008/11/07 (金) 18:02:25 - Pumpkin
ある1種の転写因子が2箇所にbindingして、それらにbrideを形成する蛋白がくっついてコンプレックスになって。。。で、活性を示すとか、そういうこともあろうかとおもいます。

ともかく、ご自身の結果がそれをサジェストしているのですから(しかも、文面からではシナジーとかそういうレベルでなく強そうですね)、そうなのではないでしょうか。もちろん、いろいろな方向からそれが確かであることを検証されると思います。

(無題) 削除/引用
No.2265-4 - 2008/11/07 (金) 16:09:54 - meta
早速の返答ありがとうございます。

現在、ルシフェラーゼ活性を測定してます。
結合配列のポイントミューテーションもインターナルディリーションも行った結果、その遺伝子の発現には2つが同時に存在して初めて発現することが示唆された結果になりました。

同様の例はあるのでしょうか。

論文を探してみます。

(無題) 削除/引用
No.2265-3 - 2008/11/07 (金) 14:39:42 - Pumpkin
あると思います。

Sp1やE2Fなんか、プロモーター上にクラスターがあって、いくつかがくっついてコンプレックスを作ることはよく知られています。結構メジャーな転写因子ですので、論文検索をかければすぐに見つかります。

おお様からの指摘のように、部位指定変異や欠失変異体を作製してプロモーター解析をしている論文をあたってみるのが良いでしょう。ただ、コアなプロモーター活性だけでなく、シナジーな効果をみてやるといいと思います。

例えば、JBC Kramps et al. 279 (7): 5110. (2004)

(無題) 削除/引用
No.2265-2 - 2008/11/07 (金) 14:25:25 - おお
クラスターになっていて、そのうちのいくつかは、ミューテーションによって多かれ少なかれプロモーター活性(ルシフェラーゼをつかったアッセイなどで)の低下が見られるといった例は、よくあると思います。

転写因子結合配列 削除/引用
No.2265-1 - 2008/11/07 (金) 14:08:37 - meta
いつもお世話になっています。

私は、分子生物学を初めてまだ間もない者です。
現在、転写因子の研究をしており、その転写因子に制御される遺伝子の機能を解析しています。
5'上流域の解析を行っているのですが、遺伝子の発現制御には、1つの転写因子は1つの結合配列にしか結合しないのでしょうか。
プロモーター領域に2つの結合配列が存在し、どちらにも同様の転写因子が結合し制御しているということもあり得るのでしょうか。

このような質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

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