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ATPの使い分け トピック削除
No.2239-TOPIC - 2008/11/05 (水) 01:38:09 - てんてん
最近植物の呼吸について少し古い文献を読み、その中に、維持呼吸と構成呼吸という言葉がありました。この2つの言葉あくまでも説明しやすいために生態学者が考えた言葉であると大学の先生が言いました。これはそうかもしれませんが、植物の嫌気呼吸と好気呼吸を考えると、それぞれの経路によって生成されるATPの使い分けなど、あってもおかしくないなと思いました。
根拠はほとんどないのですが,皆さんはどう思われるのか教えていただきたいです。
また関連する論文情報がもしご存知なら、ぜひお寄せください!

よろしくお願い致します。
 
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(無題) 削除/引用
No.2239-9 - 2008/11/08 (土) 16:16:18 - おお
>[Re:8] てんてんさんは書きました :

> おおさんもそう思われますか。
> 私は植物細胞の場合、解糖系で作られたATPは液胞ATPaseで選択的に利用されるかもしれないと思っています。
> これを証明するのによい実験系がまだよくわかりませんが
> やはり酵母で調べてみるのがいいのでしょうか
> もともと解糖系を好むという特徴は気になりますが。

解糖系酵素、またはその中でATPを合成する酵素が液胞周辺にほかの領域より高い濃度で存在するとか、
解糖系を何らかの方法でブロックしておいて(可能かどうか分かりませんが)ピルビン酸を与えた状態で(膜、透過するかな、、)液胞の活動を見てみるとかでしょうか、、、、

コメントはファンタジーなので、、、、たしかにそういうのがあっても面白いなと、、、、

(無題) 削除/引用
No.2239-8 - 2008/11/08 (土) 14:41:34 - てんてん
>[Re:7] おおさんは書きました :

> ミトコンドリア外で合成されるばあい、局所的な必要性などと
> 関係があるかもしれませんね。
>
> 動物ではクレアチンリン酸として貯蔵したエネルギーから、
> 必要時にATPに置換するというのが筋組織で行われて
> います。ATPが少ないと(筋肉の運動に限らず)自動的に
> クレアチン燐酸からATPができるのか、筋肉の活動
> にとっ化してこの反応が起こるのか分かりませんが、
> 何かヒントになるかもとおもいました。
>
> 葉緑体で作られるATPは炭酸固定に優先的に使われるのではと
> 想像できますがいかがでしょうか。


おおさんもそう思われますか。
私は植物細胞の場合、解糖系で作られたATPは液胞ATPaseで選択的に利用されるかもしれないと思っています。
これを証明するのによい実験系がまだよくわかりませんが
やはり酵母で調べてみるのがいいのでしょうか
もともと解糖系を好むという特徴は気になりますが。

(無題) 削除/引用
No.2239-7 - 2008/11/05 (水) 17:02:35 - おお
たとえばイーストでは、嫌気的なアルコール発酵をしますので、好気的な条件と嫌気的な条件でATPの消費される優先順序みたいな物が決められれば何かそういうのを知るきっかけになるかもしれません。

ミトコンドリア外で合成されるばあい、局所的な必要性などと
関係があるかもしれませんね。

動物ではクレアチンリン酸として貯蔵したエネルギーから、
必要時にATPに置換するというのが筋組織で行われて
います。ATPが少ないと(筋肉の運動に限らず)自動的に
クレアチン燐酸からATPができるのか、筋肉の活動
にとっ化してこの反応が起こるのか分かりませんが、
何かヒントになるかもとおもいました。

葉緑体で作られるATPは炭酸固定に優先的に使われるのではと
想像できますがいかがでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.2239-6 - 2008/11/05 (水) 11:48:51 - ううう
呼吸鎖でできるATPと、解糖系でできるATPは
意義が違っても納得できます。
好気性代謝をしている細胞で、ATPがミトコンドリアで大量に
作られるので、ATPの細胞内濃度勾配が形成されてうんたらかんたら
というのはみたことがあるような・・・。

(無題) 削除/引用
No.2239-5 - 2008/11/05 (水) 11:23:30 - てんてん
>Pumpkinさん
はい、例えば解糖系でできるATP-AとTCAサイクルでできるATPーBを使い分けるということです。やはりおおさんが仰るファンタジーですかね

>おおさん
なるほど、こういう実験系が考えられますね。ありがとうございます。
実際の操作と判断がかなり難しいと思いますが。

(無題) 削除/引用
No.2239-4 - 2008/11/05 (水) 11:22:17 - てんてん
>Pumpkinさん
はい、例えば解糖系でできるATP-AとTCAサイクルでできるATPーBを使い分けるということです。はやはりおおさんが仰るファンタジーですかね

>おおさん
なるほど、こういう実験系が考えられますね。ありがとうございます。
実際の操作と判断がかなり難しいと思いますが。

(無題) 削除/引用
No.2239-3 - 2008/11/05 (水) 10:54:52 - おお
>[Re:1] てんてんさんは書きました :
> 最近植物の呼吸について少し古い文献を読み、その中に、維持呼吸と構成呼吸という言葉がありました。この2つの言葉あくまでも説明しやすいために生態学者が考えた言葉であると大学の先生が言いました。これはそうかもしれませんが、植物の嫌気呼吸と好気呼吸を考えると、それぞれの経路によって生成されるATPの使い分けなど、あってもおかしくないなと思いました。


漠然と、そういうのがあってもおかしくはないなぁともおもえますね。
サイエンスではなくファンタジーですが、、、

例えば、培養系ではミトコンドリアの呼吸鎖をとめて、それでもすぐに影響が出ないATP要求性反応と、でる反応を見つけることができればいいのかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.2239-2 - 2008/11/05 (水) 10:23:25 - Pumpkin
よく理解できないのですが、解糖系は嫌気呼吸でも好気呼吸でもATPを産生しますよね。

初発がグルコース1分子からだとして、化合物的には全く同じATPが作られるわけですが例えば嫌気呼吸で作られたATP-Aと好気呼吸で作られたATP-Bでは使われる場所や時期が異なるのではないか?、ということですか?

ATPの使い分け 削除/引用
No.2239-1 - 2008/11/05 (水) 01:38:09 - てんてん
最近植物の呼吸について少し古い文献を読み、その中に、維持呼吸と構成呼吸という言葉がありました。この2つの言葉あくまでも説明しやすいために生態学者が考えた言葉であると大学の先生が言いました。これはそうかもしれませんが、植物の嫌気呼吸と好気呼吸を考えると、それぞれの経路によって生成されるATPの使い分けなど、あってもおかしくないなと思いました。
根拠はほとんどないのですが,皆さんはどう思われるのか教えていただきたいです。
また関連する論文情報がもしご存知なら、ぜひお寄せください!

よろしくお願い致します。

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