マスの精度が上がってきてプルダウン、マススペックという方法が取りやすくなってきましたね。でも感度よすぎと言う事もあるみたいなので、実験を組み立てる時配慮が必要です。
量取れるなら、精製過程を慎重にやり、候補がCBBで見れるぐらいにして、そこを切り出す位のほうが確実かと思います。そういう意味で動物の臓器を使うことがありますね。牛の肝臓とか、、、
相互作用を示す生化学的手法は幾らかあるので、それを組み合わせていってと言うのが現実的だと思います。ファーウエスタンが可能なら直接的な結合相手のサイズは見積もれると思いますし、クロスリンクを利用した方法は細胞膜にある増殖因子などのリセプターの同定でよく使われてきました。
クロマチンのスペーシングに携わる複合体はある患者の血清の抗体の反応を指標にゲル濾過のカラムで巨大なタンパク複合体として取れてくるものを解析して解明されたというのもあります。
スクリーニングであればY2Hは一つの方法ですがファーウエスタンが可能ならファージなどを利用した発現クローニングなどもできるかもしれません。 |
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