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マイクロダイアリシスでのグルタミン酸の測定 トピック削除
No.2214-TOPIC - 2008/10/31 (金) 12:04:06 - gluta
ラット海馬におけるグルタミン酸量をマイクロダイアリシスを用いてcollectし、その後HPLCによって測定を行っております。
透析プローブを海馬に植え込み、2時間還流して安定化させたのちにサンプルの回収を行っています。
両側総頸動脈の結さつすることで、虚血処置をすると海馬におけるグルタミン酸量が増大することが知られており、それを再現しようと試みておりますが、
何度やってもグルタミン酸量は時間経過によって減少する一方です。

脳血流量を測定しているので虚血処置は確実に行えています。
このような経験をされたことのある方いないでしょうか。


dialysateには、人口脳脊髄液を用いております。
HPLCにおいては、サンプルをOPAと2分反応させたのちにinjectしています。
オートサンプラーを用いサンプルは5℃で冷やしてある状態で、分析はオーバーナイトで行っております。1本のサンプルの分析に1時間を有します。

何かご指摘ありましたら、よろしくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.2214-8 - 2008/11/06 (木) 11:37:41 - AP
結局、虚血処理によって、グルタミン酸が低下しグルタミンが増加していたということですか。それだけ見ると、まさに脳内アンモニアが増加した時に起こることと類似しているように思えます。

想像ですが、血流量の低下でアンモニアの排出が妨げられているとか、処理中に肝障害を併発しているとか。よそではうまくいっている実験系と言うことなので、どの程度血流を制限するかとか、麻酔の方法とか、ちょっとした加減が違うのかも。

マイクロダイアリシスでのグルタミン酸の測定 削除/引用
No.2214-7 - 2008/11/06 (木) 10:46:07 - gluta
いろいろアドバイスありがとうございます。

20分ごとにサンプルを回収するのですが、どの時点においても
一定量回収できていることを確認しておりますので、
空気がかんでいたり、つまっているという可能性は薄いと思いますが、
再度見直してみます。

グルタミン酸以外のアミノ酸について見てみたんですが、
グルタミン・タウリン・グリシンなどは、変化が見られないことがわかりました。むしろ虚血においてグルタミンの遊離量が増加していました。

それに対して、グルタミン酸・アスパラギン酸は、時間経過とともに減少を示し
虚血処置で増加しません。

何かおわかりになる方がいらっしゃれば、書き込みお願いします。

(無題) 削除/引用
No.2214-6 - 2008/11/06 (木) 09:57:35 - おお
困りましたね。単純に挿入した時に外と接触するところが詰まってしまうとか
空気がかんでしまうとかと言う事は、、、、、ないかもしれませんね、、、

(無題) 削除/引用
No.2214-5 - 2008/11/06 (木) 09:20:02 - AP
>アンモニアをスカベンジングするということですが、詳しく教えていただけますか?

おそらく生化学や一般生理学の教科書や講義などでも触れられているような内容だと思います。私もその程度の知識しかなく不正確になりかねないので、その手の教科書を直接読まれた方が良いと思います。

一応、参考になりそうなリンクを貼っておきます。
http://hobab.fc2web.com/sub4-Ammonia.htm
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/ureacycl.htm

マイクロダイアリシスでのグルタミン酸の測定 削除/引用
No.2214-4 - 2008/11/05 (水) 19:01:57 - gluta
書き込みありがとうございます。
アンモニアをスカベンジングするということですが、詳しく教えていただけますか?よろしくおねがいします。

書きそびれたんですが
同じ実験系を進めていた人がいたんですが、その人は
同じプロトコールでグルタミン酸の上昇を測定できているんです。

なので、自分の実験において何か間違いをしていると思うんですが
まったく見当がつかないのです。

(無題) 削除/引用
No.2214-3 - 2008/11/03 (月) 05:31:50 - おお
そういえば、ニューロトランスミッターはシナプスの間の(私の印象では)閉鎖的な空間に放出されますのね。
同時に細胞はそういうものを回収するメカニズムを持っていると思いますので、その辺のブロッカ-を使うのもありかなぁ、、、、、
すいません専門外の意見です、、、、

(無題) 削除/引用
No.2214-2 - 2008/11/01 (土) 21:21:29 - AP
全くの専門外で、とんちんかんかもしれませんが、

グルタミン酸だけに着目して検出しているのでしょうか。ほかのアミノ酸は?
というのも、グルタミン酸は脳内では窒素代謝産物、つまりアンモニアのスカベンジャーとしてはたらき、これを取り込んでグルタミンになるということを思い出したからなんですが。グルタミン酸がグルタミンに逃げていると言うことはないのかなあと。

マイクロダイアリシスでのグルタミン酸の測定 削除/引用
No.2214-1 - 2008/10/31 (金) 12:04:06 - gluta
ラット海馬におけるグルタミン酸量をマイクロダイアリシスを用いてcollectし、その後HPLCによって測定を行っております。
透析プローブを海馬に植え込み、2時間還流して安定化させたのちにサンプルの回収を行っています。
両側総頸動脈の結さつすることで、虚血処置をすると海馬におけるグルタミン酸量が増大することが知られており、それを再現しようと試みておりますが、
何度やってもグルタミン酸量は時間経過によって減少する一方です。

脳血流量を測定しているので虚血処置は確実に行えています。
このような経験をされたことのある方いないでしょうか。


dialysateには、人口脳脊髄液を用いております。
HPLCにおいては、サンプルをOPAと2分反応させたのちにinjectしています。
オートサンプラーを用いサンプルは5℃で冷やしてある状態で、分析はオーバーナイトで行っております。1本のサンプルの分析に1時間を有します。

何かご指摘ありましたら、よろしくお願いします。

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