それは誰が音頭をとっていて、対象者や移行期間はどのくらいなのでしょうか?
細胞の性質は気にしなくていいテーマの研究室なのでしょうか?
現在D2の人から刺されそうな変更ですね。
操作自体は、
どれか1種類の培地に決めたら、
元の培地と25:75くらいに混ぜた培地で培養し、
それで増えたらさらに50:50,75:25...
とやっていきます。
血清入り培地であれば、それほど難しくなく馴化できるでしょう。
ただ、細胞の性質が変わる場合がありますので、
過去のデータは参考にならなくなります。
継代後に無限回の継代は出来ませんので、
性質が安定する指標を決めてそれで安定したかを判断するなどの対応が必要になるでしょう。
培地を選ぶ基準は、馴化のしやすさを指標にするのであれば、
リッチな培地の方が馴化しやすいでしょうから、DMEM/Ham'sF-12でしょうか。
ただ、どの培地にするかによって、今後ラボで得られるデータが変わってきますので、
特徴を持つ複数の株について、それぞれの培地に馴化させて、どの培地が性質を残すのかを決めることになるかと思います。
何も考えずに、今後はDMEMしか買いません。
とかでもいいかもしれませんが、半年くらいはラボで惨劇が繰り広げられるでしょう。 |
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