初心者様
おそらく発現しているtagつきのタンパク質が内在性のタンパク質に比べて極端に少量しか存在していないのだと思います。
tagを認識する抗体は感度が強いので少量のタンパク質でもそれなりのバンドとして検出されますが、内在性の抗体で確認するにはtagつきのタンパクは発現が弱すぎ、かつ内在性のタンパクに対して相対的に微量であるということではないでしょうか?
残念ながら私の予想ではそれくらいしか思いつかないです。他に考えられることがありましたらどなたかフォローをお願いします。
きねーしょん様
ご指摘ありがとうございます。私の説明不足で申し訳ありません。
おっしゃる通りIRES vectorも万能ではないと思います。ただ別々のプロモーターを使用するより、目的の遺伝子の転写量と薬剤への耐性度が比例関係になりやすいので、選抜する薬剤の濃度を高くしていけば全く発現しないようなクローンは少なくなると考えました。逆にタンパクの毒性が強ければクローンがまったくとれないということもありえますが・・・ そのときは誘導発現系が良いと思います。 |
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