質問が混ざってわかりにくくなりそうでしたので…。
収量以外に、マイクロダイセクションしたサンプルに特有の問題があるのかどうか、私にはわかりません。それ以外で思いつくことというと…
うーんさんのおっしゃるように、リアルタイムの系が動いていない可能性はないですか?RTで35サイクルでかなり薄いバンド、ということはもともと発現量が少ないのですね。もっと発現量の多いサンプル(マイクロダイセクションでなくても)で系が動くかどうか確認できないですか?
系が動いているなら、サイクル数をあげれば検出はできそうに思います。前に書きましたが、1コピーを検出するには最低でもトリプリケートでないとダメですが、10コピーあれば検出できます。ただし、定量性は落ちますので、一度検量線が作って確認した方が良いと思います(この場合はサンプルの希釈では難しそうですから、プラスミドに組み込むとか、PCRの生成物を使うとか…)。
RT-PCRでのバンドがノンスペかどうかは…確定するにはシークエンスでしょうか。
あと、Taqmanとサイバーグリーンの比較では、一般論としてはTaqmanの方が感度が高い(ノイズを拾いにくい)と思います。 |
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