時間をかけて本腰入れて調べれば、影響を受ける抗体が見つかる可能性は否定できませんが、あくまで一般論として考えると、これまでprotein Aに結合させて問題が生じた経験はありませんし、聞いた事もありません。そういうことが起こる懸念があるならば、本法が確立した方法としてこれほど長い間多くの研究者に利用され、広く普及する事はなかったでしょう。おそらくあなたの実験の目的からみても今貴重な時間を割く必要のあるような本質的な事柄ではないように感じます。先生のいうような可能性を検証するにはかなりの時間を費やす事、またそれは本来のテーマの進行にも影響しかねないことを説明して、自分のよいと考える方向に研究を進めていくほうが賢明と思います。 |
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