皆さんの見解はそれぞれどれも一理あると思います。
私も常時、6,7社のカタログは個人用にデスクに置いてあってことあるごとに参照していますし、Appendixだけ切り取って綴じたものを作っていたりします。ただ、マニュアル本を読んでいて手順自体は理解できるけれど、なぜ、どうしてという疑問がわいてくる、というトピ主さん(非常に意識が高いといえますね。昨今はマニュアル以上のことを知りたい、知る必要がある、ということまで思いが至らない輩が大部分ですから)、には食い足りないのではないかな。修士からさらに進学しようとする人が、英語だからと敬遠するようでは先がないですし。実験書の英語なんてもっとも簡単な部類で、論文を読むよりよっぽど楽です。いいトレーニングにもなると思いますよ(私はこれで英文が読めるようになった、といってもいいくらい。そもそも日本語のまともな実験書はほしいと思ったとしても存在しなかった)。
いずれにせよ確実に言えるのは、実験法というのは座学では身に付かないもので、いくら書物を読んでも、実際に手を動かしてみないと本質は理解できないだろうと言うことです。
実験前に勉強して理解できなかったことも、一度やってから、特に失敗してから勉強し直すと、なるほどと腑に落ちることが多いです。ですから、今の段階では一から十まで理解できなくても焦らずに。この先、実験する場面で何かわからないことにぶつかったとき、どの書物のどこを読めばいいかの見当がつくくらいになれれば上出来でしょう。 |
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