効率は使用する遺伝子によりますが、
例えば一つの安定株を作るのに10000個の細胞にトランスフェクションしてコロニーを24個取ったとして、そのうち3個が目的に合う発現をしたとすると、それを同時に二種類で行っても両方の遺伝子が望ましい発現をしている確率はかなり低いと思います。
とにかくいそいでいるのであれば、1種類のクローニングと2種類同時のクローニングをやってみてもよいとは思います。
エタ沈などでもできなくはないかもしれませんが、
ある程度の効率は落ちる可能性があるかもしれません。
やったことないのでわかりません。フェノクロぐらいしてほしい。
少なくとも、数十分ぐらいのことをケチってクローニングをやり直す手間を考えれば、
精製ぐらい行って損はないと思います。
たまにこの掲示板でもクローンが取れなくて困るヒトがいるように、なかなかクローニングがうまくいかない場合があります。そういった時にトラブルシューティングしやすいように、できることはちゃんとやっておいたほうがいいと思います。 |
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