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標準偏差と標準誤差
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No.1992-TOPIC - 2008/09/21 (日) 12:58:30 -
たろ
標準偏差と標準誤差の使い分けを教えて下さい。
また、動物実験ではなぜ標準誤差が多用されるのでしょうか。
よろしくお願いします。
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(無題)
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No.1992-10 - 2008/09/22 (月) 11:11:56 - mom-a
標準偏差(S.D.)、標準誤差(S.E.)が何を示すかはおおさん、APさんのおっしゃるとおりです。
意味が違うので、使い分けるべきなのかもしれませんが、計算上はS.D.をnの平方根で割ったものがS.E.ですから、「n数を表記するという条件つき」で、どちらで表記しても現実には問題ありません。
きちんと調べてはいないので違っているかもしれませんが、どちらかというと分子生物学や生化学ではS.D.を使い、動物実験ではS.E.が使われることが多いようなイメージはあります。
が、これらは意識して使い分けているというより、慣習的なもののように思います。(私の場合、先生や先輩に使い分け方を教わったことはありません。)
動物実験の場合にS.E.を使うのは、平均値の差をみたいのだから理屈にあっている…というよりも、バーが小さいからという感じは確かにします。エラーバーが何本も重なっていると、結局何が何だかわからないのでしょう。で、studentさんはご心配なのでしょうが、図表をS.D.で表示しようがS.E.で表示しようが検定結果は同じなので、そう心配なさらなくても大丈夫と思います。
ただ、n数を増やして見かけ上バラツキが小さいかのような錯覚を起こすことはできますので、n数を明記することが必須です。
統計家の先生方は、なるべく生データに近いものを自分で確認したいという感覚があるようで、S.E.よりS.D.をお好みの方が多かったですが(nが一桁なら散布図の方がいいとか)、n数を明記するならS.E.でもまぁいいや、という感じでした。最近は、ソフトで信頼区間を計算することが簡単になったので、信頼区間を表記すべき、という意見が増えているようです。
(無題)
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No.1992-9 - 2008/09/21 (日) 17:00:49 - 通りすがり
この点に関して、たいへん詳しくわかりやすい記事が去年、JCBにでています。生物学・医学において誤差をどのように表示するのが一番良いのか、という内容です。Error bars in experimental biology、vol 177(1) 7-11 です。現実的な7つのruleが示してあります。結論は、SDやそれをnの平方根で割ったSEを使うよりも、95%信頼区間(95%CI, confidence interval)を使って表した方が、意味がはっきりしていて理解しやすい、ということです。あちこちで引用されており、一読をお奨めします。
(無題)
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No.1992-8 - 2008/09/21 (日) 15:49:34 - AP
統計に詳しい方はほかにもっといらっしゃると思いますが、統計苦手人間が自分なりにかみ砕いて、ようやく理解したところを書きます。
標準偏差は、平均値からのばらつきを示す指標です。
同じ平均であっても、それぞれの標本が平均値に割と近くほとんどばらつきがない場合もあれば、平均値より極端に大きい標本や小さい標本が混在していてそういう結果になる場合もありますね。
(平均値の)標準誤差は、数の限られた標本の平均、すなわち標本平均から、その標本が属する母集団(言い換えれば、推測統計が必要ないほど大きい標本数があった場合)の平均値、すなわち母平均の推定値を示すのに適した方法の一つです。限られた標本数ではこの平均値になったけれど、標本の取り方によって偶然的な偏りがある、無制限に多くの標本で真の平均を出したとしたらこの範囲にあるだろう、という推定ができます。
具体的には、標本平均値から、プラスマイナス標準誤差の約2倍(1.96倍)の範囲に、95%の確率で母平均値(言い換えれば真の平均値)があるということです。標準誤差の値は標準偏差に依存するので、ばらつきが大きい、すなわち標準偏差が大きいとき標準誤差も大きくなります。そうすると、信頼区間が広くなり、母平均が標本平均からずれる可能性のある範囲が大きくなります。
標本数が示されれば、標準偏差と標準誤差は相互に導き出せるので、どちらで示しても良いようなものではありますが、ばらつきを示したいのか(それが必要となる場面はあまりないかもしれませんが)、母平均の推定を示したいのかで違うということではないでしょうか。
(無題)
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No.1992-4 - 2008/09/21 (日) 15:17:22 - student
平たく言うと
サンプル間に個体差がほぼないような場合は標準誤差(SE)
サンプル間に個体差がある場合標準偏差となります(SD)
ご存知かと思いますが、標準誤差の方がバーが小さくなります。
私が知っている限りでは論文執筆に標準誤差と偏差の使い分けは明確な取り決めがないので、標準誤差が多く使用されているのは、一部では著者が都合よく使用している場合があるように思います。。。
もちろんそういうきわどい実験は信用性が欠けますが。
私の考えすぎならよいのですが。
みなさんはどうお思いでしょうか?
(無題)
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No.1992-3 - 2008/09/21 (日) 14:15:09 -
おお
標準偏差はデーターのばらつきをしめすものです。
標準誤差は同様の実験をすると、平均値がその範囲ないに収まるだろうというあたいを示しています。つまりもっともらしい値はその範囲内にあるだろうということです。
ばらつきがあることじたい何か意味があると思えるならSDでもいいかもしれません。得られる値が実験操作などのエラーから来るものであればバラツキはあまり意味のある値でないのでSEでいいのかなとおもいます。
動物実験はどうか分かりませんが、SEで示すのが一般的になってきているような流れがあるようです。この時nを表示するのが普通です。
(無題)
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No.1992-2 - 2008/09/21 (日) 13:32:33 - わお
つ
http://www.google.co.jp/ig?hl=ja
標準偏差と標準誤差
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No.1992-1 - 2008/09/21 (日) 12:58:30 -
たろ
標準偏差と標準誤差の使い分けを教えて下さい。
また、動物実験ではなぜ標準誤差が多用されるのでしょうか。
よろしくお願いします。
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