抗原は大腸菌リコンビナントでも良いと思いますが、
ELISAで使いたいのならスクリーニングには実際に測るであろうサンプルを用いてやる方が良いでしょう。
抗原として用いた大腸菌リコンビナントタンパク以外には手持ちがないのでしょうか?その大腸菌リコンビナントタンパクは可溶化状態である程度精製してありますか?
往々にしてあるのは大腸菌での発現が低く、また精製でもあまり純度が上がらず、時間がないのでそれを打ってしまって、とれたクローンがモノ以外を認識するものばかり。これだと目的のクローンをとるのにかなり苦労します。というか良いクローンにめぐり合う頻度はグッと落ちます。
発現が難しくないものなら293やCHOに入れてtransientに発現させた培養上清(勝手に分泌タンパクと仮定していますが、、、)を用いてやると良いと思います。
細胞内タンパクであってもどのみちある条件で可溶化して測定するのでしょうから、それと同じ条件でスクリーニングすれば「あなたの目的に使える」抗体が得られるでしょう。 |
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