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平滑末端ライゲーション トピック削除
No.1939-TOPIC - 2008/09/11 (木) 14:17:38 - マロ
 制限酵素EcoRVで切断したベクター(6.7kb)と平滑末端のインサート(2kb)とのライゲーションにおいてお聞きします。ベクターの脱リン酸化を行わないと、ライゲーション効率はかなり悪くなるまたは全くライゲーションができなくなるのでしょうか。また脱リンしていない平滑末端ベクターはどのくらいの時間でベクターが閉環してしまうのでしょうか。
 また、どのくらいのインサートDNAの精製純度がライゲーション効率に影響を与えるのでしょうか。
ご回答お願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.1939-6 - 2008/09/11 (木) 15:45:56 - おお
>また、どのくらいのインサートDNAの精製純度がライゲーション効率に影響を与えるのでしょうか。

むかしは、反応がうまく行かないようならフェノール、クロロフォルム、エタチンしろといった工合です。
プラスミドはアルカリライシス法で、フェノール、クロロフォルムエタチンで大抵こなしていたと思います。
酵素などによっては、酵素処理後フェノール、クロロフォルムエタチンしてもDNAに結合したままで悪さする可能性とかあるのでPK処理をかます場合があります。
今はたいていキットでしょうし、そのグレードの精製度であれば問題ないと思います。もちろん酵素処理したあと、次のステップに入る時はケースバイケースだとおもいます。フォスファターゼを持ち込みたくないので、ライゲーション前のプラスミド断片は慎重にするひともいます。

(無題) 削除/引用
No.1939-5 - 2008/09/11 (木) 15:24:22 - aji
偶然ですが、この効率を調べるような実験をしてしまいました。
10kbのベクターに恒常発現するようなGFPの入った1.5kbのインサートをライゲーション、平滑端でもちろん脱リン酸化は行っていません。ベクターとインサートの比にも拠りますが、50-100個に一個ぐらい光る、というか黄緑のコロニーが得られました。
大腸菌でのプラスミド作成にミニプレップ100個はしたくないですよね。

(無題) 削除/引用
No.1939-4 - 2008/09/11 (木) 15:07:00 - おお
>[Re:1] マロさんは書きました :
>  制限酵素EcoRVで切断したベクター(6.7kb)と平滑末端のインサート(2kb)とのライゲーションにおいてお聞きします。ベクターの脱リン酸化を行わないと、ライゲーション効率はかなり悪くなるまたは全くライゲーションができなくなるのでしょうか。

インサートが入っているプラスミドを見つけるのが大変になります。インサートが入るライゲーションのほうがセルフライゲーションより効率が悪いですから脱燐酸して、自己閉環をふせいで、インサートが入ったやつだけライゲーションするようにしているわけです。
もしライゲーションし、インサートがはいるとEcoRV認識配列がつぶれるならば、脱燐酸化を行わずに、ライゲーションしEcoRVで切断すれば、セルフライゲーションしたプラスミドを直さにもどすことができます(インサートにEcoRV認識配列がないことが前提です)。

(無題) 削除/引用
No.1939-3 - 2008/09/11 (木) 14:53:39 - ~
>ベクターの脱リン酸化を行わないと、ライゲーション効率はかなり悪くなる
悪くなるでしょう。
一度、

>また脱リンしていない平滑末端ベクターはどのくらいの時間でベクターが閉環してしまうのでしょうか。
ライゲーション時のことですよね。
数秒から一晩くらいでライゲーションされるでしょう。
ライゲーションされず、DNAフラグメントが単体で置かれているのであれば、
いつまで経っても閉環はしないでしょう。

>どのくらいのインサートDNAの精製純度がライゲーション効率に影響を与えるのでしょうか。
どのような精製方法をすることが前提での質問ですか?
現在市販されているカラムで精製すれば、問題のある純度にはならないでしょう。
QIAEXIIのビーズでの精製は良くないという話を聞いたことがありますが、私が使っている限りは問題が生じたことはありません。

(無題) 削除/引用
No.1939-2 - 2008/09/11 (木) 14:46:24 - student

>  制限酵素EcoRVで切断したベクター(6.7kb)と平滑末端のインサート(2kb)とのライゲーションにおいてお聞きします。ベクターの脱リン酸化を行わないと、ライゲーション効率はかなり悪くなるまたは全くライゲーションができなくなるのでしょうか。

当たり前のことですが、脱リン酸化していないとかなり自己環状化するので、ライゲーションは出来ますが、インサートの入ったものをとるのは難しいです。


また脱リンしていない平滑末端ベクターはどのくらいの時間でベクターが閉環してしまうのでしょうか。

質問の意味がよくわかりませんが、普通のライゲーションは30分でできますよね。条件によりますが。


>  また、どのくらいのインサートDNAの精製純度がライゲーション効率に影響を与えるのでしょうか。

一般的に使用されているゲルからのDNA切り出しのキットや、フェノクロの純度で十分です。TAクローニングの場合でもPCRの酵素が少し混ざっていてもそのままライゲーションしたことあります。ただ精製したほうが効率はよいと思いますが。

平滑末端ライゲーション 削除/引用
No.1939-1 - 2008/09/11 (木) 14:17:38 - マロ
 制限酵素EcoRVで切断したベクター(6.7kb)と平滑末端のインサート(2kb)とのライゲーションにおいてお聞きします。ベクターの脱リン酸化を行わないと、ライゲーション効率はかなり悪くなるまたは全くライゲーションができなくなるのでしょうか。また脱リンしていない平滑末端ベクターはどのくらいの時間でベクターが閉環してしまうのでしょうか。
 また、どのくらいのインサートDNAの精製純度がライゲーション効率に影響を与えるのでしょうか。
ご回答お願いします。

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