Taq-manかSYBR Greenかとか、Ct値の算出方法にもよりますが、Ct値30から希釈して検量線を描くのは難しいと思います。
希釈倍率が2倍で6点だとCt値30〜36の範囲になるでしょうが、SYBR GreenでCt値35以上というのは、primerにもよりますが精度が悪いです。10倍希釈だとCt値が40を超えますから、定量性は期待できないでしょう。以前、copy数既知の検量線サンプルでお遊びでやってみたところ、計算上1tubeに1copyになる濃度でPCR(SYBER)をかけると、50サイクル回しても2/3は検出されず、1/3はCt値40サイクル前後でした。
templateを多くする、あるいは目的配列を組み込んだプラスミドを使うか、PCRで増幅した産物をtemplateにするとか、もう少し濃度の濃いところから検量線を引いてみて、検出限界を確認されると良いと思います。 |
|