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共著者と謝辞 トピック削除
No.1903-TOPIC - 2008/09/06 (土) 10:55:33 - 論文初心者
大部分が研究の考え方や手技に関しての相談なので、場違いかと思いましたが、明確な答えが得られないので、思い切って相談します。

現在論文を執筆中ですが、タイトルのように共著者と謝辞の明確な違いに悩んでいます。
今までの考えでは、実験手技や考え方など貢献していただいた方はすべて共著者として名前を連ねるべきだと思っていましたが、このようにすると非常に共著者が多くないますし、その貢献度の多い少ないが曖昧になってしまうような気がします。
謝辞に関しては、失礼かと思いますが、これまでは業者さんなどが入る場所と思っていましたが、論文を詳しく読むと、研究者の方もはいっていることが多いので、その基準(共著者となりえない理由)が曖昧でわかりません。
自分は疑問に思ってることとしては、
実験手技を教えてくれた方は?
実験をいつも手伝ってくれる方は?
役に立つアドバスをしていない指導教官は?
細胞や試薬の調整準備だけをしてくれる方は?
研究場所や機材を使用させていただいた方は?
論文執筆に際して英語の面で世話になった方は?
などです。
長くなっていますが、お聞きしたいことは「謝辞と共著の判断基準」です。
具体的な例を挙げていただけると、非常に助かります。


日本の場合は、いろいろな要素が含まれて共著者か謝辞か、共著者での順番が決まるのは十分承知していますが、皆様の考えを参考にさせていただきたいと思いますので、ご回答願いいたします。
 
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13件 ( 1 〜 13 )  前 | 次  1/ 1. /1


ありがとうございました 解決済み 削除/引用
No.1903-13 - 2008/09/10 (水) 16:47:28 - 論文初心者
皆さん、本当にありがとうございました。

共著に入れる入れないで、いろいろなことが起こるとは思いますが、
自分自身の研究論文なので、
自分が研究に対しての貢献度を考慮して決定し、PIに相談したいと思います。

(無題) 削除/引用
No.1903-12 - 2008/09/08 (月) 15:59:22 - aimar
うちのラボでもあからさまに変な慣習があります。
全く違うグループの教官(ただ研究室は同じ。しかし研究対象としている生物種が全く異なる)も名前を載せろと言っているようです。
謝辞に載せるのすらどうかと思うんですがね。
正直その人には自分のグループの論文はわからないと思うのですが、ただそういう慣習になってます。

変な慣習と割り切ってます。

本来なら、論文をしっかり説明できる人だけ載せるべきでしょうね。

(無題) 削除/引用
No.1903-11 - 2008/09/08 (月) 13:39:38 - 劈頭
未発表の情報で、その仕事に必須の情報だったなら共著でしょ。そもそも、医学・生物学分野の論文なら、ほとんどの仕事は誰でもできることなのでは?

> ホモログクローニングして配列を提供しただけの人はどうしたらいいのやら。。。。
> 誰でもできることだから、個人的には入れたくないんだが。。

(無題) 削除/引用
No.1903-10 - 2008/09/08 (月) 13:18:42 - じん
ホモログクローニングして配列を提供しただけの人はどうしたらいいのやら。。。。
誰でもできることだから、個人的には入れたくないんだが。。

(無題) 削除/引用
No.1903-9 - 2008/09/07 (日) 15:28:54 - 名無し


共著者になるのは
Figureになっているデータの実験を実際にやった人(通常は第一著者がほぼ全てのデータを自分で出すと思いますが。特に大学院生の場合は。)、(実際の実験には携わらなくても、)論文の本質的な部分を左右するような重要な知的貢献をした人、まだ未発表の実験材料、情報を提供した人、あなたがその研究を始める前に具体的にその研究全体を構想を組み立てた人(ポスドク以上だと第一著者本人である事が多いかもしれませんが)、がふさわしいと思います。なお著者全員が論文の内容を通して正しく理解していてかつ結論に異論がないことが必須条件となります。

共著者でなく謝辞にいれるべきとおもうのは
単に資金調達した人(研究費の出所となる人)、研究費の提供を受けた機関団体、ちょっとした実験手技の指導をしてくれた人、本質的でない部分での助力(試薬を借りたりとか、忙しいときにちょっと手を貸してもらったりとか頼み事したりとかのレベル)、原稿を読んでコメントをくれた人(ただし論文を書き直すほどの、内容、質を著しく向上させるような優れたコメントであれば共著者も可。)、すでに発表済みの材料の供与者、材料提供時に謝辞記載の約束のある時。

著者の決定にあたっては、私は、その研究がものになるかどうかも分からないような研究の初期からテーマに積極的に関心を持って助けてくれた人の貢献が尊重されるようにしています。おもしろい結果がでてきて、これはひょっとするとけっこういけるんじゃないかな、という段階になると、周りに急に自称共同研究者が増え、特に頼みもしないのに『材料くれれば〜をやってあげるよ』と言ってきますが、そこはしっかり線引きをした方がいいです。適切でないひとを共著者にすることは、本当に共著者になるべき貢献をした人に対する評価を薄めてしまう事にもなるからです。

(無題) 削除/引用
No.1903-8 - 2008/09/07 (日) 15:04:17 - おお
単なる手伝いや、アドバイスは特に著者にするファクターとしては弱いので入れる必要はないと思います。学会で発表していて非常にいいアドバイスをしてもらったからといって、その時限りの人を雑誌に投稿する時著者に入れるでしょうか。もう書き込みがありますが、貴方の考えに基づいて著者を選びあとは教授なりボスなり(PI)に任せるのがいいのではとおもいます。貴方の見えない所での貢献というのもあるでしょうし、助手の人は研究室で実験ができるように事務的書類を書いたり(ケミカルの保管管理、バイオハザード、廃液、使っているならRI、動物実験の倫理的な書類、上げたら切りがありません)と可也の重要な雑用を任されていたりします。
ま、あんまり感情的になるのもどうかとも思いますし。日本でも目上だからと言う事はないと思います。貴方の原稿を助手の人がみて、名前が入ってないといわれるなら、実験で決定的なデーターを導いた最小限の人を挙げただけであとはどうしたら分からないのでボスに相談しようと思って、、、と言って置けばいいのではないでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.1903-7 - 2008/09/07 (日) 09:07:24 - 信条
>共著の場合でも、順番の基準も曖昧な気がしてなりませんが。
ちなみに、役に立つアドバスをしていない指導教官というのは、ボスではなく助手などの立場の方で、研究費もその人にお世話にはなっていません。

私は個人的には共著者は、自分のフィーリングで順番を決めて、入れます。分野にもよりますが、私の場合最小限の著者になります。丁寧にやるなら、Corresponding Author(PI)とこれでいいか確認して終わりです。

(無題) 削除/引用
No.1903-6 - 2008/09/07 (日) 07:41:54 - 論文初心者
皆さん、ありがとうございます。

自分たちの研究室だけかもしれませんが、実績を手に入れるために色々な方が色々とかかわりを持とうとしています。
あからさまに手伝ってきたり、アドバイス(になってないことが多いですが)をしてきたりと。
そのような人と、本当に貢献した方の区別が必要かと考えています。
謝辞と共著者の一番の違いは「実績」になるかどうか(履歴書などに書けるかどうか?)だと思いますので、謝辞に名前を入れてもらったところで、実績だけを手に入れたい方々には無意味となるかもしれません。
その点を含めて、悩んでいます。
日本だけかもしれないのでしょうが、変に目上の人に気を使っていかないと駄目だと思うので。
私は経験がないのですが、実際に貢献した(と思っている)場合に謝辞にしか名前がない場合は満足してもらえるものでしょうか?
共著の場合でも、順番の基準も曖昧な気がしてなりませんが。
ちなみに、役に立つアドバスをしていない指導教官というのは、ボスではなく助手などの立場の方で、研究費もその人にお世話にはなっていません。

(無題) 削除/引用
No.1903-5 - 2008/09/06 (土) 13:49:19 - AP
最近のトピでもどなたかが書かれていましたが、著者に名を連ねるということは、その論文の内容に関して、それだけの責任があるということなので、義理人情、感謝の意、親切心だけで加えては、相手にとっても迷惑になりかねません。

私自身は、自分が協力したところだけでなく、研究全体の内容をよく理解し、求められればレクチャーやブリーフィングができるくらいでなければ、共著は遠慮します。共著となれば、ドラフトを読み込んで、添削や内容についてのディスカッションをするのは当然です。発表された論文に重大な問題が問題(専門家としてあるまじき錯誤や認識不足、ひどい時には捏造)があった場合は、共著になっていることがマイナスにもなります。
それだけの責任と義務を負って研究に参加する人となると、おのずと範囲が限られてくると思います。

>役に立つアドバスをしていない指導教官は?
心情的には入れたくないかもしれませんが、研究費をすべて自分でまかなっているわけでもないでしょうし、研究費を使った実績の報告、またこれから研究費を確保してもらうためにも、ボスの名前は必要です。

謝辞は、自由度が高く、あまり細かいこと考えないでもいいとおもいます(妻と生まれたばかりの子供にとか、ペットの犬に、というのを見たことあります)。しかし、ラボのメンバーでも、なにか特別なことをしてくれた以外は(たとえば英文添削とか、特殊な手技の指導とか)、いちいち名前を挙げないで「ラボのメンバーに」まとめていいとおもいます。

業者は、営業活動の範囲なので通常いれる必要ないでしょう。本文中にその製品名とメーカー名が入っていて、こういう研究成果がでましたと、別刷りを送ってお礼かたがた報告でもすれば、喜ばれるとおもいます。

共同施設・設備を使った場合は、提供側も実績の報告と予算獲得のために、利用者の研究実績が必要で、謝辞にいれること、別刷りを送ることはマナーのひとつといっていいと思います。

いずれにせよ、世話になったと思うなら、謝辞にいれるいれないより、別刷りを持って、おかげさまでこういう論文にまとまりました、ありがとうございますと直接お礼をいうなり、礼状を書くなりしたほうが心にかなうと思います。

(無題) 削除/引用
No.1903-4 - 2008/09/06 (土) 12:57:09 - おお
ちょっと一概に答えるのが難しいので、敬遠してたのですが謝辞をいろいろ読めば分かりますが、そこには材料を提供してくれた人、有意義な議論をしたと思える人、ラボの雑用をこなしてくれた人、グラントなどがかかれてますね。
と言う事は、挙げた項目で分類するというのはちょっと難しいかもしれません。

それと昔いたラボ(大学)では共同施設を使用して得たデーターで論文を発表した場合は謝辞に入れてくれと共同施設の人が言っていました。前もって取り決めがある場合、した場合もあると言う事です。

業者さんは試薬とかの情報を教えてくれるとは思いますが、普通は入れませんね(共同研究してるのなら別ですが)。

(無題) 削除/引用
No.1903-3 - 2008/09/06 (土) 11:40:14 - おお
http://www.kenkyuu.net/cgi-biotech2/biotechforum.cgi?mode=view;Code=1835

こちらで似た議論がされていました。参考になれば幸いです。

(無題) 削除/引用
No.1903-2 - 2008/09/06 (土) 11:38:07 - おお
>[Re:1] 論文初心者さんは書きました :

> 役に立つアドバスをしていない指導教官は?

あ、、、、、

共著者と謝辞 削除/引用
No.1903-1 - 2008/09/06 (土) 10:55:33 - 論文初心者
大部分が研究の考え方や手技に関しての相談なので、場違いかと思いましたが、明確な答えが得られないので、思い切って相談します。

現在論文を執筆中ですが、タイトルのように共著者と謝辞の明確な違いに悩んでいます。
今までの考えでは、実験手技や考え方など貢献していただいた方はすべて共著者として名前を連ねるべきだと思っていましたが、このようにすると非常に共著者が多くないますし、その貢献度の多い少ないが曖昧になってしまうような気がします。
謝辞に関しては、失礼かと思いますが、これまでは業者さんなどが入る場所と思っていましたが、論文を詳しく読むと、研究者の方もはいっていることが多いので、その基準(共著者となりえない理由)が曖昧でわかりません。
自分は疑問に思ってることとしては、
実験手技を教えてくれた方は?
実験をいつも手伝ってくれる方は?
役に立つアドバスをしていない指導教官は?
細胞や試薬の調整準備だけをしてくれる方は?
研究場所や機材を使用させていただいた方は?
論文執筆に際して英語の面で世話になった方は?
などです。
長くなっていますが、お聞きしたいことは「謝辞と共著の判断基準」です。
具体的な例を挙げていただけると、非常に助かります。


日本の場合は、いろいろな要素が含まれて共著者か謝辞か、共著者での順番が決まるのは十分承知していますが、皆様の考えを参考にさせていただきたいと思いますので、ご回答願いいたします。

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