昔、プロメガのデュアルルシフェラーゼアッセイキットを用いていました。
細胞実験初心者さんは、実験の都合上、pRL-nullをレポーターベクターとして使用するという事ですね。
デュアルの系では「LAR2」と「Glo」の2種類の試薬でルシフェラーゼ活性を測定しています。
このレニーラ由来のルシフェラーゼ活性を測定する際、直接Gloの方を入れると活性が出ません。蛍由来ルシフェラーゼ(pGL3)を使わない場合でもLAR2を加えてから、Gloを入れなくてはいけません。
これは、プロメガの試薬がLAR2を加えた液にGloの試薬を入れて初めてレニーラ由来ルシフェラーゼの活性が最適になるように調節されているからです。
記憶が正しければ、レニーラ由来ルシフェラーゼの活性のみを測定する為の反応試薬も販売されています。
僕はプロメガの試薬でしか、ルシフェラーゼアッセイをした事がないので、他のメーカーの物を使っていた場合は、この指摘は当たらないかもしれません。
ご参考までにお伝えします。 |
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