Google Scholarで" luminol peroxidase enhance"で検索、あるいはそれらに"patent"を加えてGoogleで検索してみると、enhancerとして報告のある物質はphenolの誘導体を中心に、たくさんあるようです。p-iodophenol, p-phenylphenol, p-nitrophenylpnenol, 4-(cyanomethylthio) phenol など。orthovanadateを利用する方法もあるみたいです。
iodophenolの利用はAmershamもpatentをとっているみたいなので、ECLシリーズの何かには使われているのかもしれません。
>方向性として強いルミノールデリバティブのようなものを使う系と、添加物により超時間の反応ができるようにしたものがあるような気がします。
その他にも、peroxidaseの安定性を高めているのもあるんじゃないかと思います。ECL plusでしたっけ、発光時間が公称24-48時間。
peroxidaseは過酸化水素を反応するとともに失活していくので反応速度は早いけれど反応中の失活も早い酵素と認識していたので、この発光時間の長さは信じられないのですが、どうやっているのでしょうね。アミノ酸置換をいれて安定性を高める研究もあるようですが、この場合はそういう酵素を使っているわけでもないようですし。 |
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