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HRP or AP トピック削除
No.1884-TOPIC - 2008/09/03 (水) 13:26:12 - lymphocyte
パラフィン包埋した、がん組織中のCD4陽性リンパ球を免疫染色で染めようとしています。当初は蛍光を用いて染色を試みましたが、リンパ球由来と思われる自家蛍光が強く、判別不能でした。次に発色法を試みようと思っていますが、使おうとしている2次抗体Anti-PE溶液中にアジ化ナトリウムが入っているため、HRPが失活するのではと心配しています。アルカリフォスファターゼ(AP)は内在性の影響とシグナルの弱さが心配です。2次抗体反応後少なくとも3回は洗浄のステップを入れようと考えていますが、どの位洗えばアジ化ナトリウムのHRPへの影響を回避できるでしょうか?またAPを使う際に、HRPでの内在性ペルオキシダーゼ失活処理のような処理はできるでしょうか?よろしくお願いします。
 
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(無題) 解決済み 削除/引用
No.1884-3 - 2008/09/03 (水) 22:47:18 - lymphocyte
AP様、ありがとうございました。助かりました。

(無題) 削除/引用
No.1884-2 - 2008/09/03 (水) 14:50:47 - AP
有効濃度のNaN3とPOが共存しなければ失活の心配はいりません。
抗体とともに希釈されたNaN3で、さらに反応後に洗浄をしてからPOをあてがうのなら全く問題ないでしょう。

APはPOに比べると反応速度は遅いですが、トータルのターンオーバーはPOより一桁以上高いはずなので、感度が低いということはないはずです。
内在性の酵素は、どんな時でも完全に失活できるという方法がないので確かに問題です。
一応、レバミソール(levamisole)で活性を抑えることができるとされていますが、すべてのisozymeで有効というわけでもありません(たとえば標識に使われているCIAPには影響しないとされている)。
標識抗体なしで、あるいはレバミソール処理だけで発色反応をしてみて、どの程度染まるか確認して検討するといいでしょう。

HRP or AP 削除/引用
No.1884-1 - 2008/09/03 (水) 13:26:12 - lymphocyte
パラフィン包埋した、がん組織中のCD4陽性リンパ球を免疫染色で染めようとしています。当初は蛍光を用いて染色を試みましたが、リンパ球由来と思われる自家蛍光が強く、判別不能でした。次に発色法を試みようと思っていますが、使おうとしている2次抗体Anti-PE溶液中にアジ化ナトリウムが入っているため、HRPが失活するのではと心配しています。アルカリフォスファターゼ(AP)は内在性の影響とシグナルの弱さが心配です。2次抗体反応後少なくとも3回は洗浄のステップを入れようと考えていますが、どの位洗えばアジ化ナトリウムのHRPへの影響を回避できるでしょうか?またAPを使う際に、HRPでの内在性ペルオキシダーゼ失活処理のような処理はできるでしょうか?よろしくお願いします。

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