ミトコンドリアに局在し、細胞質に流出しない蛋白質に対する抗体をポジコンにして、上清とペレットの画分について免疫ブロットすれば良いのではないでしょうか?
溶出しているようなら、バッファーを自前で作ればよいと思います。
私がミトコンドリアを精製する際は(結果、細胞質や核画分が得られる)、Methods in Cell Biology のプロトコルに従い、
10mM NaCl, 1.5 mM MgCl2, 10mM Tris-HCl [pH 7.6] with complete (roche protease inhibitor cocktail)で細胞を膨潤させ、ホモジナイズ後、250mMになるようにsucroseを加えた後、遠心して、細胞質、核、ミトコンドリアを精製しています。
細胞質画分だけが欲しいのであれば、高速遠心し、核やミトコンドリア画分も必要な場合は、遠心速度を調節します。 |
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