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exogenousとendogenousでのタンパク質の局在
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No.1871-TOPIC - 2008/09/02 (火) 14:42:53 -
UTR
いつもお世話になっています。
免疫染色でendogenousに発現しているタンパク質を染めたときと、目的のタンパクのcDNAの発現plasmidを組み込み、exogenousに発現させて染めたときで細胞内での局在が異なるという事は、良く見られるのでしょうか?
アミノ酸配列は同じなので、RNAのレベルでタンパク質の局在が制御されているのでしょうか?
何か参考になる情報などありましたら、よろしくお願いします。
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(無題)
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No.1871-13 - 2008/09/03 (水) 16:19:15 -
UTR
返事が遅くなり、申し訳ありません。
>IRES様
Tagの有無に関わらず、exoのものendoとは局在が異なります。
>おお様
ありがとうございます。
細胞はレトロウィルスを用いて作製しました。クローニングは行っておらず、すべての細胞で局在は同じように見えています。
>あべちゃん様
そのような報告があるのは、知りませんでした。参考にさせていただきます。
皆様、ありがとうございました。とりあえず、UTRを含む状態で発現させてみようと思います。
(無題)
削除/引用
No.1871-12 - 2008/09/03 (水) 11:29:11 -
あべちゃん
J.Mol.Biol. 2003, Vol. 327, pp. 885-897
こんなのも有ります。
ミトコンドリアに局在する蛋白質をコードしているmRNAの3UTRが、ミトコンドリア外膜に局在する蛋白質AKAP121によって認識されるそうです。
オーサーの仮説では、ミトコンドリア外膜で翻訳され、ホールディングされる前に蛋白質がミトコンドリアへ移行するというモデルになってます。
ミトコンドリア局在蛋白質の中には、アミノ酸配列上ミトコンドリアターゲッティングシグナルを持たないものも有り、それらのいくつかは上述のような機構があるんじゃないかと主張してます。
(無題)
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No.1871-11 - 2008/09/03 (水) 10:05:34 -
おお
>[Re:9] UTRさんは書きました :
> 皆様、ありがとうございます。
>
> drosophilaや神経細胞なんかでは、mRNAの局在とタンパク質の局在の関係が言われていたような記憶があったので、そのような事もあるのかな〜と思いました。これを考えるにはちょっと強引過ぎたかもしれませんね。
この考え方は悪くはないと思いますよ。cDNAには3'、5' UTRがふくまれていないのであればつけてみる手はあるのでは、、とくに量が過剰でないと主張できるなら、ここで示されている過剰発現にたいするコメントはあまり関係ないということになりますから。
一つ心配なのは、組み込ませたようですがその細胞をどうやって得たかです。もしトランスフェクションして、シングルクローンを拾っているとすると、たまたまプラスミドが変になったやつを発現している可能性も考えないといけませんから。
(無題)
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No.1871-10 - 2008/09/02 (火) 16:30:53 - IRES
> >IRES様
> 丁寧にありがとうございます。そういうことも考えられますね。
> 目的のタンパク質はNLSを持つことが報告されています。
NLS近傍にTagをつけていたりしませんか?
TagなどでNLSがマスクされているなんてことはないでしょうか。
刺激で核内移行する類のものであれば過剰発現すると細胞質内にも出てくる可能性はありそうですね。あるいはその逆でbasalでは細胞質内にあるものが過剰発現でいくらかが修飾を受けて核内に移行するとか。
(無題)
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No.1871-9 - 2008/09/02 (火) 16:18:08 -
UTR
皆様、ありがとうございます。
>student様
そうですね。タンパクの局在としてはendoのものを信じようとおもっていますが、RNAレベルでのタンパク質の局在への影響があったりするのかな〜と思った次第です。
>IRES様
丁寧にありがとうございます。そういうことも考えられますね。
目的のタンパク質はNLSを持つことが報告されています。
>T様、名無し様
発現量は、endoのものをRNAiでWBでは検出できないレベルまで、落とした後でexoのものをendoと同程度発現させているので、発現量が著しく高いという事はありません。
drosophilaや神経細胞なんかでは、mRNAの局在とタンパク質の局在の関係が言われていたような記憶があったので、そのような事もあるのかな〜と思いました。これを考えるにはちょっと強引過ぎたかもしれませんね。
(無題)
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No.1871-8 - 2008/09/02 (火) 16:00:53 - 名無し
tagとか付けたものをいっぱい発現させると本来の局在と違うところに集まったりする事がときどきあるから気をつけたほうがいいと前に友達が言ってた。そもそも特定の蛋白質が生理的に必要ないのに無理に過剰に発現した状態は細胞には異常な状態だから細胞の中では普段とは違ういろいろなことが起きてると思う(分子シャペロンとか蛋白質分解系とかが動員されたりとか、発現させた蛋白質が凝集してしまったりとか)のでそうした応答に付随した変化も含んでみていると考えると、内在性のものと局在が違うというのもあり得るのではないかと思う。(過剰発現した蛋白質精製するとプロテアソームとか分子シャペロンがよく共精製されててくることよくある。)
(無題)
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No.1871-7 - 2008/09/02 (火) 15:40:39 - T
タンパクの発現量も考慮に入れる必要があるでしょう。
例えば元々の発現量では細胞膜に局在するタンパクが、過剰発現の結果、輸送系がパンクしたり量が多すぎてアグったりして、ERやゴルジに留まったままになるというのはよくあります。
(無題)
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No.1871-6 - 2008/09/02 (火) 15:35:49 - IRES
> >IRES様
> WBでは同じ大きさに検出されています。
> また、endoのバンドはノックダウンによって消えるので、本物だと考えています。
> exoだと活性化するというのは、どういうこことでしょうか?もう少し詳しく教えていただけませんでしょうか。
ものがどういうものかが分らないのでコメントしづらいのですが、
例えばある種のシグナル伝達タンパク質は細胞内で多量体化して活性化するようなものもありますよね。自己活性化ではないにしてもそのタンパク質にインタラクトするタンパク質、例えばKinaseなどを活性化させてリン酸化を受け、局在が変わるなども想像されますが...あるいは過剰に発現させているために定常状態では修飾を受けないものが修飾されて局在が変わることもあるかもしれないですね。ある種のkinaseの基質などであれば。
それと、そのタンパク質はなにか局在化シグナルなどはもっていないのですか?
(無題)
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No.1871-5 - 2008/09/02 (火) 15:23:45 -
student
siRNAなどでエンドのタンパク質をノックダウンした場合に免疫染色のシグナルがなくなるようであれば、
エンドのタンパク質を特異的に染めていると言えるので、エンドの局在を信じればよいと思います。
(無題)
削除/引用
No.1871-4 - 2008/09/02 (火) 15:16:07 -
UTR
早速お返事ありがとうございます。
>IRES様
WBでは同じ大きさに検出されています。
また、endoのバンドはノックダウンによって消えるので、本物だと考えています。
exoだと活性化するというのは、どういうこことでしょうか?もう少し詳しく教えていただけませんでしょうか。
>a様
WBでは分解産物のようなバンドは見られていません。
(無題)
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No.1871-3 - 2008/09/02 (火) 15:01:48 - a
どのように局在が異なるか分からないのであれですが、
過剰発現した場合、分解産物があらわれ、それが変な局在をすることはあります。
(無題)
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No.1871-2 - 2008/09/02 (火) 14:54:57 - IRES
WBでExoとEndoは同じ大きさに検出されますか?
EndoのCDSがもう少し大きくて局在に必要な部分がExoでは欠けていたりなんてないですかね?
それとEndoを検出していると思っていても発現が低くて違うものを検出しているなどの可能性はありませんか?
どちらもWBでわかるかと思いますが...
あとはものがそういうものか分りませんが、Exoだと活性化して局在が変わる可能性もあるかと思います。
exogenousとendogenousでのタンパク質の局在
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No.1871-1 - 2008/09/02 (火) 14:42:53 -
UTR
いつもお世話になっています。
免疫染色でendogenousに発現しているタンパク質を染めたときと、目的のタンパクのcDNAの発現plasmidを組み込み、exogenousに発現させて染めたときで細胞内での局在が異なるという事は、良く見られるのでしょうか?
アミノ酸配列は同じなので、RNAのレベルでタンパク質の局在が制御されているのでしょうか?
何か参考になる情報などありましたら、よろしくお願いします。
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