> 酵素学的な定数としては意味のあるデータはとれませんが、予備解析と言うことならありではないかと思います。
結局は予備解析の域は超えないのですが、少しでも酵素を節約したいなら、予定している濃度域の最低濃度で反応を始めて、初速度が読めた瞬間に次の濃度、、、、と繰り返すと、おおよその基質ー速度のプロットが出来ます。
ただし分光器で1,2分で速度が読め、10分ぐらいは安定な酵素、生成物阻害が起きない場合ですが。HPLCで生成物を分取して定量、という場合にも使えません。また、予備予備実験を可能な限り少量で行う工夫をするのも有効です。
酵素濃度を決めるのは逆に簡単では無いでしょうか?基質濃度5点分しか使えないのでしたら、それが全量と考えて、その100分の1で予定している最高濃度で測定する。その10分の1の活性が十分に検出できるなら1アッセイにその量で十分で、既に検出限界ぎりぎりならそもそも5点分の測定が出来ないことになると思います。こんな感じで計画してみては如何でしょうか。 |
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