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刺激で合成が増加する蛋白質の同定方法 トピック削除
No.1856-TOPIC - 2008/08/31 (日) 19:03:04 - 初心者
ラット血管平滑筋細胞を様々な試薬で刺激したところ、ある蛋白質のmRNAが濃度・時間依存性に減少することが分かりました。この現象は、シクロヘキサミドを併用すると、起こらなくなるため、何らかのタンパク合成が介在していると推定しました。そのタンパクが何であるかを調べたいのですが、1つなのか、複数なのかも分かりませんし、偶然の現象であったため、全く予想がつかないのですが、こういう状況の中で、どんな蛋白質が介在しているかを調べる分子生物学的な方法はあるのでしょうか?ご存知の方がいらっしゃれば御教授いただければ幸いです。
 
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(無題) 削除/引用
No.1856-4 - 2008/09/01 (月) 15:40:10 - ats
mRNAが減少する主要ステップをまず見つけましょう。
(1)転写量の減少>nuclear run-on実験など
(2)mRNAまでのプロセッシング(Capping,Splicing,核外への移動など):詳しい方におまかせ。
核RNAと細胞質RNAでNorthern blot, Intron probeでNothern blotなど?
(3)mRNAの安定性の減少=分解速度の上昇>plus-label後RNase protection assayなど
どのステップも関与していると厄介ですが。

また、「ある蛋白質のmRNA」と書かれていますが、本当にそれだけでしょうか。
大抵は一群?のmRNA種が変動すると思います。
同様な変化するmRNAは見つかりませんか。
見つかれば、変動の意義・コンセンサス配列探しに有用な情報になりますし、実験手技の成功確認にもなります。

(無題) 削除/引用
No.1856-3 - 2008/09/01 (月) 02:34:14 - おお
私もその遺伝子のプロモーターを制御する因子を一つの可能せいとして考えますね。あとはmRNAの安定性の制御とかでしょうか。
その試薬の細胞内ターゲットは何でしょうか、それが分かっているならそのターゲットの下流に何があるかとか考えていくのはてかと思いますよ。直接的なターゲットがよく分からなくても、その試薬が使われている実験が報告されているなら、そう言った所から探りを入れれるとよいのではと思います。

(無題) 削除/引用
No.1856-2 - 2008/08/31 (日) 19:29:11 - うんとね
それは発現誘導されるmRNAのpromotorにつく転写因子の可能性もひとつじゃないでしょうか。

どんな転写因子が付きそうですか?そこから始めればいいと思います。

刺激で合成が増加する蛋白質の同定方法 削除/引用
No.1856-1 - 2008/08/31 (日) 19:03:04 - 初心者
ラット血管平滑筋細胞を様々な試薬で刺激したところ、ある蛋白質のmRNAが濃度・時間依存性に減少することが分かりました。この現象は、シクロヘキサミドを併用すると、起こらなくなるため、何らかのタンパク合成が介在していると推定しました。そのタンパクが何であるかを調べたいのですが、1つなのか、複数なのかも分かりませんし、偶然の現象であったため、全く予想がつかないのですが、こういう状況の中で、どんな蛋白質が介在しているかを調べる分子生物学的な方法はあるのでしょうか?ご存知の方がいらっしゃれば御教授いただければ幸いです。

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