うちの大学の動物飼育室ではかなり厳しく飼育環境が設定されています。
動物の種、清潔度などで部屋が分かれ、各部屋を行き来することはできません。はいれる順番も決まってます(清潔度の高い順に一方方向にしか部屋を動けません)。
各部屋は、一日に1回、壁屋天井も拭き掃除をし、週に一度は落下細菌の検査をし、月に一度はモニター動物を検疫しています。
餌や床敷き、飼育箱もオートクレーブ滅菌がされています。
実験室で動物を(実験の都合で)管理する場合にも、室温、湿度などの空調や部屋の明暗の設定もしています(朝5時から夜7時までを明期、午後7時から翌朝5時までを暗期としています)。
飼育条件が悪く感染症などにかかった動物や飼育環境が一定ではない動物では、きちんとした結果は得られないのではないかと心配になります。 |
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