返答が遅れてしまい申し訳ありません。
皆さんのコメントに応じていくつか試験を行ってみました。
PIの濃度は終濃度1ug/mlをTop concにして3倍希釈ずつ0.01ug/mlまで振りました。濃度の低下とともにPI+集団のFL2及びFL3のDensityも低下しましたが、最終的にPI+がPI-と合流する濃度0.03ug/mlでは、Actinomycin D処理でアポトーシス誘導した細胞でもPI染色が観察できませんでした。
PI-の細胞集団がFL2とFL3の10E0〜10E1に丸く見えるようにvoltageを調整しているため、低下させると潰れて見えなくなってしまいました。この状態に至っても1ug/ml〜0.1ug/mlではPI+とPI-の集団は目に見えて分離していました。
おおさんのご意見も試してみたかったのですが、蛍光顕微鏡が使用できなかったためトリパンブルーで染色を行ってみました。その結果20〜30%の細胞がトリパンブルーポジティブになっていました。
この結果と上記の試験と合わせますとFACS側の問題ではないという結論で間違いないでしょうか。そうなると細胞回収の方法が悪いということになるのでしょうが、LNCaPとC4-2の回収法は特別な手法が必要になるのでしょうか。
もしこれらの細胞回収法がわかる方がいらっしゃいましたらご意見をいただけるととても助かります。
また、染色についてご意見を仰っていただいた方々、本当に言葉もないほど感謝しております。ありがとうございました。 |
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