私もGCリッチの生物を扱っています。
他でもさんざんすすめているのですが、終濃度 1.0 Mのベタインの添加で
かなりシーケンスが読めるようになります。
また、テンプレートを 96度 1 min → 4度、としてニックを入れると
やはり読みやすくなります。
以上はベックマンのシーケンサーのマニュアルに書いてあることです。
どっちかやればいいよ、みたいな論調になってますが、
両方やってまずかったことがないので両方やってます。
プライマーの相性が悪いこともあります。
あまり規則性がつかめませんが、少しずらした位置に作ってみると読めるかもしれません。
強固なヘアピンループなど形成していてどうがんばっても読めない例も
稀にあります(ごく稀、ではなく、稀、というレベル)。
その領域が非常に大事なのであれば、
転写シーケンス法(↓参考)の外注など行う必要があるかもしれません。
http://www.nippongenetech.com/cuga/cugatop.htm |
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