>暗室内で「okamoto(?)」とかかれているアルミ製のようなケースの中にX線フィルムとメンブレンを入れるだけの機器を使っている人がいるらしいとの情報を得ました。
機器とか装置とか大げさなものではないですが、
フィルムカセットの中で、X線フィルムに露光しているのですね。
今では、化学発光取り込み装置(冷却CCD利用)の性能もだいぶよくなって、価格も下がってきましたからそちらに移行しつつある時代ではありますが、いまだにX線フィルムで撮るほうが主流ではないかと思います。むしろ、ECL mini camaraで撮るのがデフォというほうが珍しいです(ふつうは簡易チェックの目的でしか使わない)。
フィルムカセットはメンブレンとフィルムをはさんで密着させて遮光するだけですから、
なければガラス板にでもはさんでクリップでとめて、暗箱や遮光性の袋にでも入れれば、代用できます。
問題は、暗室や現像設備・薬品が必要なこと(手作業でもいいですが、自動現像機を設備しているところもあります)。写真廃液の処理も考えとかなければいけませんね。
Westernくらいなら、発色法でメンブレン上で直接発色させて、グレイスケールでスキャンする方法でも、mini camaraよりずっとシャープでよい像が撮れると思います。 |
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