ネガティブと100%断定するのはどうかと思います。実験についての細かいことはその方向性とか具体的なことが分かりませんので、あまり書きませんが、レポーター遺伝子を使いプロモーターとして働いたと言う事はまとめておいて論文にして良いと思います。
エンドがKDで動かないというのは、確かにアーティファクトだからといわれてしまえばそれを否定するデーターは現在ないでしょうが、やはり細胞の中でのレギュレーションの複雑さを考えると、実際にAがBを制御しているけど実験系が適切でない(適切な実験系を探す術がない)ため見れてない可能性も捨て切れません。実際に具体的な例で思いつくものでもエピゲネティクなものや周りにサプレッサーがある可能性、クロマチン制御など考慮に入れなければならなくなってくると思います(もう指摘、議論がなされてますが)。でもそこまで突っ込んで何も出ない可能せいを考えているなら、現時点のところでまとまるように持っていけば良いかと思います。
例えば実際のプロモーター領域への結合とか、いろいろな細胞や組織でのAの発現とBの発現の比較をしてみるとかです。後者はクリアーな事は言いづらいでしょうけど、AとBが発現する組織とか見つかればそれで可能せいを指摘することはできると思います。
クリアーな論文にするにはまだ足らないところがあるので、インパクトのある所には出せませんが投稿はして良いのではないでしょうか。 |
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