私のやり方
細胞:burkitt lymphoma Ramos cells
刺激:anti-BCR antibodyを用いた人工的な抗原刺激
時間:0, 5, 15, 30, 60 min
あっ、詳細な実験を書いていますが、PY20のポジコンとしてやってる実験なので実際B細胞の研究をしている訳ではないです。一応念のため。
lysis buffer:cell signalingの10 x cel lysis bufferの組成を参考にした手作り品。
detergentは1 % TritonX100です。
SDS-PAGE:10-20 ug/laneで8% SDS-PAGE
transfer:semidry方式。200mAの定電流で75 min。
transfer buffer:Current protocol of molecular biologyを参考に(20 % メタノール)
blocking:transfer後、DWで軽くwashしてポンソー染色。さっとDWですすいで5% BSA in PBS(Tween 20なし) ブロッキングで4℃、24時間shake。一次抗体にHRPが直接付いたPY20を用いるのでアジ化Naなしです。blocking終了後は、そのため-40℃保存です。何度も(15回はいけます)使い回ししています。
wash:0.05 % Tween 20 in PBSで5回ほど15 min間隔でのwash(謎でした)
HRP-1 st Ab:BD transduction社のHRP-PY20 x1000希釈 in 5 % BSA in PBS (Tween 20なし)。4℃、24時間。PVDF膜の上に抗体を乗せてパラフィルムをかぶせます。
wash:0.05 % Tween 20 in PBSでwash, 5 min間隔で4回くらい。
ECL:ECLを2 min反応後、expose to form, 5-30 min。
以上です!!再現性はいいです。bandもシャープです。
今、思いましたが、blocking bufferにTween 20入れてないですね。
で、blockig後、Tween 20入りのwashing bufferで洗ってるので、もしかしたら始めからblocking bufferにTween 20を0.05 %入れておけば、もう少し時間の短縮になるかもしれませんね。あー私なんで今までこれを疑わなかったんだろう。。やはり研究者には向きませんね(笑)
もう少し、自分なりに条件検討してみて、またその結果アップしますね。 |
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