現在シーケンスゲルを用いて RI ラベルしたオリゴ DNA の分離を行っています。
といってもシーケンスを読んでいるわけではなく、1-21-mer の DNA を分離するためにシーケンスゲルを使っています。
なのですが、どうも電気泳動がうまくいきません。マーカーがどんどん左右に広がっていき、左右の端の数レーンはつぶれてしまいます。
無事だったレーン中のバンド自体はそこまで広がっているということはなく、レーン自体がゆがんで流れているようです。シャークコウムを用いていてレーン数は 29 あるのですが、隣のレーンのバンドとつながってしまうため 1 レーンおきにサンプルをアプライし、端の数レーンは使えないので結局 1 回の泳動で 10 サンプルくらいしか解析できません。
まっすぐ流れない原因は何なのでしょうか?
変性 20%ポリアクリルアミドゲル(8M 尿素)で 1xTBE buffer で 1500V 定電圧でアルミ放熱版を両側につけて約 12h 泳動しています。ゲル版は横約 20 cm, 縦約 60 cm です。
最近はシーケンスゲルを使う機会も少なくなっていて、周りに聞ける人もいません。きれいな泳動パターンを得るコツを知っている方がいましたら、ぜひご教授下さい。よろしくお願いします。 |
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