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ProteoTuner System トピック削除
No.1728-TOPIC - 2008/08/06 (水) 18:32:51 - Acena+Demina
ProteoTuner Systemと呼ばれるクロンテックの製品ですが、FKBPの融合蛋白質はプロテアソームで分解を受け、FKBPに結合するShield-1を加えると、分解されないため、転写レベルでなく翻訳後の発現制御が出来ます。この系を試すため、FKBPをクローニングし、V2A(壊れやすくする)とF36V(Shield-1が結合するために必須)の変異を入れて発現ベクターを構築しました。融合蛋白質はGFPです。レトロウイルスベクターに入れてJurkatに導入後、Stable Transfectantを得ました。宣伝通りであれば、Shield-1を入れない限り、細胞はほとんど光らないはずですが、実際はShield-1を入れなくても結構光っちゃいました。確かにShield-1を加えると強く光るようになりますが、Shield-1を加えない状態で完全に発現が阻害されることは無いようです。V2A以外にL106Pの変異に変えようと思いますが、どなたか経験された方はいませんか?
 
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V2AとL106Pの比較 削除/引用
No.1728-5 - 2008/08/23 (土) 14:35:34 - Acena+Demina
FKBPにL106Pの変異を加えた方がV2Aよりも効率よくGFP融合蛋白質の発現を抑えました。また、V2AとL106Pを同時に導入しましたところ、発現は抑えられますが、Shield-1で回復しませんでした。

L106P 削除/引用
No.1728-4 - 2008/08/20 (水) 00:25:57 - Acena Demina
只今、FKBP-GFPの発現系を用いてV2AとL106Pの発現量の違いについて解析しています。

(無題) 削除/引用
No.1728-3 - 2008/08/19 (火) 19:52:29 - a
クロンテックで売られているものは、L106Pとなっていますが、
こちらではどうなんでしょうか?
V2Aの方が壊れやすいのでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.1728-2 - 2008/08/06 (水) 19:16:05 - 幸福の玉子
FKBPとGFPだけの融合タンパク質なら山ほど出来るでしょうから、いくら分解されても追いつかなくて光ってるんじゃないでしょうか?

ProteoTuner System 削除/引用
No.1728-1 - 2008/08/06 (水) 18:32:51 - Acena+Demina
ProteoTuner Systemと呼ばれるクロンテックの製品ですが、FKBPの融合蛋白質はプロテアソームで分解を受け、FKBPに結合するShield-1を加えると、分解されないため、転写レベルでなく翻訳後の発現制御が出来ます。この系を試すため、FKBPをクローニングし、V2A(壊れやすくする)とF36V(Shield-1が結合するために必須)の変異を入れて発現ベクターを構築しました。融合蛋白質はGFPです。レトロウイルスベクターに入れてJurkatに導入後、Stable Transfectantを得ました。宣伝通りであれば、Shield-1を入れない限り、細胞はほとんど光らないはずですが、実際はShield-1を入れなくても結構光っちゃいました。確かにShield-1を加えると強く光るようになりますが、Shield-1を加えない状態で完全に発現が阻害されることは無いようです。V2A以外にL106Pの変異に変えようと思いますが、どなたか経験された方はいませんか?

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