私も実際にラットの細胞(脾臓ではなくリンパ節ですが)とマウスミエローマでハイブリドーマを作っています。
DNAIさんが仰る通りで、マウス脾臓を用いた場合でも抗体を産生しなくなるケースは多々ありますし、ラットでも同様です。
2)についてはDNAIさんと同意見です。
1)ですが、ラットの脾臓を用いた場合、極端に安定性が悪いということは無いようですが、多少ラットでの抗体産生は安定性が悪いように感じました。そこで私はミエローマを色々と試してみたのですが、X63、NS-1よりもSp2/0のほうがハイブリドーマは安定して抗体を産生するものが多く得られました。
一概には言えませんが、単純に安定性だけで見るのであればミエローマを疑ってみるのも手かもしれません。
これは当然ですが、ハイブリドーマも株によって性質は様々ですので、拡大して何本かストックを作るまでは細胞密度を上げすぎない様に細心の注意を払って下さい。コンフル付近まで増やしてしまうと抗体産生に影響が出る場合が多くありますので。。 |
|