>[Re:4] ぺさんは書きました :
> 転写因子に限って考えれば、転写活性の上昇ということなのでしょうか?
>
> それとも例えば、NFkBp65のtrans-activational activityが上昇したというのは、転写活性だけでなく、DNA結合性や核内移行などの活性も上昇したということになるのでしょうか?
あなたが引用した下の文をもう一度お読みください。転写については、転写の活性化(遺伝子の発現のup-regulation)を示していて、その細かいメカニズムについてはこの言葉の定義にはありません。
> Transactivation is an increased rate of gene expression triggered either by endogenous cellular or viral proteins
活性化はNFkBの核内移行によるものかもしれませんし、NFkBの発現の上昇によるものかもしれませんし、NfkBの分解抑制かもしれませんし、NfkBの燐酸かによるものかもしれませんし、その燐酸かによりDNAとの親和性が上がるかもしれませんし、燐酸かによりPOlIIの相互作用が強くなるかもしれません。それはtransactivationの意味というより、個々のタンパクの性質特徴などでtransactivationの具体的なメカニズムが決まってくるのではないでしょうか。 |
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