最近のコンフォーカルは制御するコンピューターの性能が良く、逆にクロストークを生み出す場合もあるので、信頼しすぎるのも危険です。
勝手に電圧やら検出限界を変えてくれるので、一色で綺麗に染まっている場合は非常に便利ですが、薄く染まっている場合には自動的に無理やり感度を上げて画像取得してしまうので、ノイズがめだってきます。
ローダミン系単独で染めて、B励起の条件で観察したときに全く光っていない条件と、FITC系単独で染めてG励起の条件で観察したときに全く光らない条件を決めてから、2重染色するぐらいの検討は必要だと思います。
(事実としてメーカー技術マンが、短波長をあてて長波長色素が光ことを注意する人は多いが、長波長をあてて短波長側の色素が検出される場合もあるので、そこまで検討しないとダメですよ!特に自家蛍光のある時は慎重に!と親切かつ厳しい口調で教えて頂いたことがありました) |
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