>[Re:1] ma1230さんは書きました :
> 蛍光組織染色の洗浄液や、溶解液に1% BSA-PBSを使用するのですが、
> @BSAはどの種類のものを購入すべきですか?IgG freeですか?
よほど特殊な場合でなければFraction V というやつでメーカーやグレードは特に気にしなくていいと思います。これまで、ナカライ、シグマ、ベーリンガー、和光などのを特に区別せずに使ってきました。
> A凍結乾燥で購入した際はPBS99mlに対してBSA1gでよろしいでしょうか?
この業界で、パーセント濃度というと、特に指定がない場合w/vまたはv/vと考えて間違いないです。この場合はw/v (weight/volume)で、1 gの溶質を含む、終体積100 mLの溶液が1%と定義されます。
たとえば、1 gのBSAに10 mLの10x PBSと適当量の水を加えて溶解し、溶けたら水で終体積を100 mLにあわて作ります。
この手の実験では、BSA濃度もPBS濃度も厳密でなくてはいいので、1 gのBSAを1x PBS 100 mLに溶かしてもかまわないでしょう。99 mLで溶かしても誤差と言えますが、そうする理由がないです。 |
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