お世話になっております。
あるHis-Tagタンパク質をNi-NTAカラムで精製しております。
溶出にはTrisバッファー, pH 8.0 にグリセロールと、500 mM NaCl, 250 mM imidazoleを使用しています。界面活性剤は含んでいません。
これで問題なく溶出されています。(SDS-PAGEとwesternで確認済み)
タンパク質濃度をおおまかに知っておこうと、溶出液のスペクトルを取ったところ、
280 nmの吸光の他に
230から240 nmあたりに大きな吸光度(3.75程度)を示しています。
使用機器はnano-dropというものです。
調べてみると、ここは塩やペプチドのピークがあるとのことでした。
ペプチドはさておき、塩に関しては、
溶出バッファーでブランクを取っているにもかかわらず、塩のピークがでてくるのは
どうも得心がいきません。
どなたか、230-240nmの付近にピークを持つ物質をご存知ないでしょうか? |
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