>[Re:4] ともさんは書きました :
> 結合だけならインビトロジェンのNuPAGEのBis-Trisゲルで泳動バッファーをMESバッファーを使用し、SDS存在化、DTT非存在化で泳動すると多量体見えますよ。しかし、一つのタンパクで多量体をくまないことが前提です。
> もし、一つでも組んでしまったらDTTを少量加えてみてください。
> DTTの濃度をふっていくといいですよ。
ありがとうございました。さすがにSDSは最初から入れる気にはなりません。DTTもなるべくなら入れて実験したいとも思います。ご指摘と正反対なのですが、そこまで単純にスタンダダイズして良いのかと少し思っています。
多量体になったとしても、DTTで解消されるものはそんなに多くないような気もしますが、DTTで考えているのはジスルフィド結合ですよね。SHの酸化によるたんぱく質の非特異な相互作用を抑えるのによく使われるはずです。なかには細胞質内のたんぱく質でもジスルフィド結合をしているものも報告されているようですが、そんなに多くないとも思います。確かにそういう意味ではDTTあり、無しの比較は面白いかもしれません。
あと多量体であればできないとの指摘ですが、バンドのシフトが確認できればできるのではないでしょうか。バンドパターンが複雑になるので分からなくなることをお考えなら、2次元に展開してあるバンドが両方のコンポーネントを持つことを示せたらいいのではと思いますがどうでしょうか。確かにアクチンやチューブリンの用に限りなく重合するようなものはちょっとやりにくいと思いますが。
意見がかなり食い違ってしまいましたが、多分ご指摘の内容を誤解して理解しているかもしれません。それに関してはご指導いただけると幸いです。 |
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