デモを頼んでラボでテストしました。
テストしたのは自分のラボの同僚で
変更したのはこのSnapiDを使うパートだけ、
つまりブロッキングから1,2次抗体の部分です。
以下の結果はラボのプロトコル、財政状況などによって
受ける印象は変わってくると思いますのであくまで私たちの
ラボでの印象、と受け取ってください。
でその結果、強くシグナルが出るのがわかっているものは
よくworkしたみたいですが、弱いシグナルしか期待できないものは
primary Abの反応時間を伸ばしても十分検出できなかった、
ということでした。
それから、抗体の再利用をするための抗体回収バットみたいのが
利用可能ですが、そのバットは再利用できないこと、
染色で使うフィルターも再利用できないこと、
ブロッキングなどで使うnon-fat dry milkを目詰まりしないように
0.5%にしてあらかじめフィルターにかけておかないといけないこと、
などがややマイナスな印象です。
さすがにフィルターメーカーだけあって、フィルターを多く
買わないといけないようなシステムになっているみたいです。
実際にデモを取り寄せる場合は、一枚のメンブレンあたりの
ランニングコスト、またシグナル検出感度について
よくチェックされることをお薦めします。 |
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